ランゲの神髄に酔いしれる

あまりにも精緻、あまりにも複雑、あまりにもパーフェクト―ドイツ・ザクセンの時計製造の歴史を受け継ぎ、さらなる高みを求め続けるウォッチブランド、A.ランゲ&ゾーネ。息をのむような数々の傑作コンプリケーションの存在は知っていても、実際手にすることはおろか、目にする機会さえ極めて限られている。そんなマスターピースだけを集めた、あまりにも特別な時間が用意された。 A.ランゲ&ゾーネらしさとは何か?...
- 2025年08月21日

深海防水とデザイン性を兼ね備える時計

ダイバーズウォッチ「プロダイブ ガーディアン No.05x」を1名様に プロスポーツ専門計測機器「PRODIVE」。シリーズ中、最も世界中のダイバーに愛されているケースを踏襲した「プロダイブ ガーディアン No.05x」は、古きよきスイス/ドイツ時計と実運用としての計測機器が融合された魅力的なデザイン。毎日タフに使っても並外れた耐久性を持ち、プロが少なくとも3世代にわたり継続して使用できる...
- 2025年08月21日

ジュネーブから未来へ

リシュモングループの新作ウォッチエキシビションSIHHが、昨年より1日短い1月14日から17日の4日間で開催された。 例年通り、同時期にフランク ミュラー グループのWPHH、LVMHグループ4ブランドのプレバーゼル、独立系メゾンの新作発表会も行われた。 ウォッチエキシビションの在り方が問われている今、スイス時計業界は、何を考え、どう動こうとしているのか? 創造性とメッセージが詰まった...
- 2025年08月21日

華麗なる迎賓空間 ル・クラブ・ドゥ・トウキョウ

大切な人へのもてなしを特別なものにするために。選ばれた紳士のみが集う 完全会員制のプライベートクラブ「ル・クラブ・ドゥ・トウキョウ」。 歓送迎会の機会が増えてくるこの季節、会場に頭を悩ませている人も多いのではないだろうか。ありきたりではつまらない。せっかくなら、大切な出会いを印象づける、特別な会にしたい。その会がそのまま、主催者の評価につながることもあるだろう。そんなとき、いつでも心から...
- 2025年08月21日

BASEL WORLD 2019

バーゼルワールド、日はまた昇るか。 3月21日から26日までの6日間の日程で、バーゼルワールド2019が開催された。 昨年来、この世界最大のウォッチ&ジュエリーショーが危機的な状況に陥り、 さまざまな対応が採られ始めているとの情報も聞こえてきていた。 そんな中で開催された注目のフェアの状況をお伝えする。 エキシビション主催者の苦悩の一方、新作からはウォッチの未来形も見えてきた。 ...
- 2025年08月21日

世界に50本の 限定モデル

オーデマ ピゲの最高傑作が日本先行発売 世界三大高級時計メーカーの一つに数えられるオーデマ ピゲから昨年発表され、世界中の話題をさらった「新しい1日が訪れる1分前」を意味する名前のコレクション「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」。最新の自動巻きムーブメントを搭載した「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ フライング トゥールビヨン クロノグラフ」が新たにお目見えした。  ...
- 2025年08月21日

時の原点を行く

THE CITIZEN 腕時計に求めるものは何か? 複雑さを極めた機械式時計の技術だろうか。贅沢な素材や宝石をふんだんに使用したラグジュアリーさだろうか。ここに紹介する「ザ・シチズン」の時計は、そのいずれでもない。そこにあるのは時計に託された本質的な機能、すなわち「精度」の徹底的な追求……。この時計の誤差は、1年間3153万6000秒のうち、1秒に満たない。  2018年、シチズン創業1...
- 2025年08月21日

時の原点を行く

GORILLA 「ハイパーパフォーマンス時計」をコンセプトに、スイスのトップブランドでキャリアを積んだ二人のウォッチクリエイターが2016年に設立したゴリラウォッチ。高級時計の血統を受け継ぎつつ、時計と車に共通の情熱を称えた、過激すぎないギリギリの極限美デザインや、カーボン、アノダイズド・アルミニウム、セラミックなどの先進素材の融合、また独特なカラーリングも特徴的だ。 「アウトロー ドリ...
- 2025年08月21日

時計愛好家必見の特別な7日間

ブランパンがポップアップストアをオープン 現存する世界最古の時計ブランド、ブランパンが、阪急メンズ大阪1F メインステージにて 10月13日から10月19日までの期間限定にてポップアップストアをオープン。本ポップアップストアは、「New knows Old」をテーマに、286年に渡るブランパンの時計製造の伝統と革新の面白さを、現代の感性で楽しむことができる特別な空間となっている。 期...
- 2025年08月21日

驚きの薄さ1㎜のメタモルフォーゼ

世界初のアナログ式光発電腕時計を1976年に開発して以来、シチズンは光発電時計のパイオニアとして、独自の光発電駆動技術「エコ・ドライブ」を進化・熟成させてきた。その40周年の節目となる2016年、シチズンが発表した「エコ・ドライブ ワン」は、世界の時計関係者を驚愕させた。その新たな進化形となる「エコ・ドライブ ワン」がベールを脱ぐ。 2016年、シチズンから「エコ・ドライブ ワン」が発表さ...
- 2025年08月21日

クレドール、美と技術の結晶を 銀座・和光で

Text Yasyshu Matsuami  1974年の誕生以来、ラグジュアリーさの中に、和の美意識をたたえた工芸性の高いドレスウオッチで評価をえてきた「クレドール」。「叡智Ⅱ」は、その歩みを象徴する存在だ。セイコーエプソン塩尻事業所の精鋭技術者で構成されるマイクロアーティスト工房が、その製作に当たる。無駄をそぎ落とし、残ったものを極限まで研ぎ澄ますという思想の下、2008年に誕生した初...
- 2025年08月21日

ボヴェの天文時計が最優秀賞を受賞

GPHG2018の金の針賞はボヴェの天文時計「リサイタル22 グランドリサイタル」 スイスの高級時計、ボヴェの天文時計「リサイタル22 グランドリサイタル」が、時計業界で最も名誉ある賞のジュネーブウォッチグランプリ、通称GPHGの最優秀賞である金の針賞を受賞。72 ブランドの時計が、メンズウオッチ、複雑ウォッチなど計12 部門でその優秀さが問われるGPHG は、時計師、ジャーナリスト、時計...
- 2025年08月21日

妥協なき日本のものづくり

G-SHOCKの最高峰コレクション「MR-G」。甲冑をモチーフとする、日本の伝統的な美意識や 職人技の粋を凝らしたモデルが、注目を集めている。他に類を見ない存在感、こだわり抜いた仕上げ、最先端テクノロジーによる正確性と信頼感。ここに、待望の新作が登場した。 耐衝撃ウォッチといえば、まずカシオ「G︲SHOCK」を思い浮かべる人が多いだろう。1983年にファーストモデルが誕生して以来、耐衝撃...
- 2025年08月21日

24時間輝く現代のアイコン

スイスの名門ウォッチブランドとして知られるパテック フィリップが贈る最先端のレディースモデル。 次世代の美しきアイコンが、日々を生きる女性たちの腕に新たな輝きと彩りを添える。 パテック フィリップのレディースウォッチ代表作「Twenty ~4R」コレクションが2018年、刷新を果たした。その輝かしきお披露目の地として選ばれたのは、美の発信地であるイタリア・ミラノ。かの地で実に芸術的なプレ...
- 2025年08月21日

日新堂・二都物語

70余年銀座の記憶を刻む銀座本店 日新堂が時計の製造、輸出入、卸、小売り販売並びに宝石・貴金属販売を業とする企業体の本丸を、現在の銀座7丁目に築いたのは1948年のこと。以来70年余り、銀座という町幾多の変遷を見守りながら、不動の存在感を示している。しかし古いばかりではない。3年ほど前の大規模な改装を経て、その外観に新時代の銀座のランドマークたる先進性をまとっている。 一番の魅力は、日新...
- 2025年08月21日

新生ウォッチギャラリー

国内外の高級時計ブランドを数多く取りそろえる日本橋三越本店の時計サロンが「ウォッチギャラリー」として生まれ変わる。 貴重な一本に出合うため人々が集い楽しめる“時計の聖地”を目指し、これまで以上に充実した品ぞろえとサービスを展開。 ブランドの枠を超えて自分だけの特別な時計を探したい。 日本屈指の品ぞろえを誇る日本橋三越本店の本館6階 時計サロンが、8月21日に「ウォッチギャラリー」として...
- 2025年08月21日

スピットファイアで世界一周

英国空軍の戦闘機「スピットファイア」が、史上初の世界一周飛行にチャレンジしている。 歴史的なこのプロジェクトをサポートするのは、パイロットウォッチの先駆けであるIWC。 8月5日、各国からのゲストが見守る中、伝説の名機が4万3千キロの旅へ出発した。 スピットファイアといえば、第二次世界大戦中に英国空軍の主力戦闘機として使用された傑作機。美しい楕円形の主翼と引き締まった胴体に魅了されるフ...
- 2025年08月21日

ポストコロナ時代の挑戦

IWCの「タイム・ウェル・シェアード」に野口健氏が参画 1868年スイス・シャフハウゼンの地に創業以来、質実剛健かつ信頼性の高い時計製造の歴史を刻んできたIWC。CSR活動に積極的なスタンスでも知られている。スポーツを通じて子供たちの支援や社会貢献を行う財団「ローレウス・スポーツ・フォー・グッド」や、海洋環境保全活動を進めている「クストー財団」、また作家サンテグジュペリの精神を受け継ぎ、恵...
- 2025年08月21日

時の原点を行く

CITIZEN ECO-DRIVE ONE 「そんな気は1㎜もない」などという言い方がちまたにあふれている。一体人々は1㎜というサイズをどれほどのものと捉えているのだろう?  そんなわずか1㎜の世界に、とてつもない技術を詰め込んだ「エコ・ドライブ ワン」ムーブメントを、シチズンが発表したのは2016年。光発電に必要なソーラーセルをドーナツ状にし、内側に駆動系を集約した。各パーツは極限まで...
- 2025年08月21日

時の原点を行く

CAMPANOLA 「時を愉しむ」をコンセプトに、カンパノラが誕生したのは2000年のことだ。当初からクオーツによる永久カレンダー、グランドコンプリケーションなど、個性的で興味深いモデルをそろえ、その後も「宙空の美」をデザインコンセプトとする立体感に富んだ造形や、日本の伝統工芸を用いた文字板など、他にない進化を遂げてきた。そして20周年を迎えた今年、これまでにもカンパノラの漆文字板を手掛け...
- 2025年08月21日

20年の孤高の独走

「時計のF1」をコンセプトに掲げ、2001年に衝撃的なデビューを飾ったリシャール・ミル。2020年末にべールを脱いだ「RM 65-01 オートマティック スプリットセコンド クロノグラフ」が、20年を経た現在もトップを独走し続ける、孤高のスタンスを見せつける。 F1サーキットには、他のスポーツやイベントなどでは味わうことのできない、桁違いの興奮が用意されている。そこには地上最高速レベルの戦...
- 2025年08月21日

ダイヤモンドと時間の競演

1995年の創立以来、ハイパーウォッチの可能性を追求し続けてきたロジェ・デュブイ。伝統性を重んじた高い技術力と、クリエーティブで刺激的なデザイン性を融合させ、常にウォッチシーンの最先端を走ってきた。そんなロジェ・デュブイの希少なダイヤモンドジュエリータイムピースを世界中から集めた、かつてないイベントが開催される。他では絶対に味わえないエクスクルーシブな世界との邂逅を堪能したい。 創立以来、...
- 2025年08月21日

腕時計の揺るぎない価値を求めて

腕時計の資産価値に対する意識が高まりを見せている。常識的な範囲を逸脱した価格高騰の動きなどには眉をひそめたくなるが、時計本来の価値にきちんと向き合うことは、高級時計オーナーに取って大切であることは言うまでもない。腕時計の正しい資産的価値を創造するIWC。そのスタンスを伝えるゴールドケースの新作2モデルを紹介する。 資産的価値がある時計の条件とは何か? ゴールドに代表される希少性の高い素材の...
- 2025年08月21日

バックス & ストラウスが新作を発売

ヴィクトリアシリーズからかわいらしいレディが登場 世界最古の歴史を持つダイヤモンドメゾンであるバックス & ストラウス。その至高のダイヤモンドには、厳密なプロポーションと最高の輝きを実現するアイデアル・カット(理想的なカット)が施され、そして究極の輝きを放つダイヤモンドウオッチを創出している。  バックス & ストラウスでは、19世紀ごろに王族や貴族のために、2個のハートが連結されたデザ...
- 2025年08月21日

The Art of Bovet

身に着けるアート――ボヴェのオーナーであるパスカル・ラフィ氏は、自身のメゾンのタイムピースを、こう呼ぶ。ハイレベルの伝統技法の数々、複雑機構やヒゲゼンマイも自社生産可能なマニュファクチュール体制、革新的なアプローチ、希少性の高い本物の価値。その歴史をたどりながら、ボヴェの芸術性を検証する。 レマン湖畔から北へ約40㎞、フランスと国境を接するジュラ山地に位置するトラヴェール渓谷の小村、フルリ...
- 2025年08月21日

プロの潜水に耐えうる銅の時計

プロダイブの防水時計「プロフェッショナル ブロンズ No.01」を1名様に 1981年にドイツ・ビスマールでプロ潜水会社として設立された「プロダイブ」。本格的なPRO仕様のマリンスポーツ、ダイバーズウォッチを製造すべく、プロダイバーから意見を多く取り入れて設計されてきた。ケースデザインはあくまでも伝統的なスイス、ドイツ時計のデザインを継承しながら、現代の使用環境に適応し、実運用としての計測...
- 2025年08月21日

現代の本格派ミリタリー時計

フランス空軍納品モデルの時計「RAID(100Feet)」を1名様に 1960年台からイタリア国内でも革や品質のよさに定評があったイタリア製時計バンドの企業が1999年、“急襲"という意味の「RAID」という名を冠して、現代のミリタリーウォッチ業界を震撼させるブランドとして誕生した。 「100 Feet」は、リメスにあるフランス空軍ミラージュF1チームから注文を受け、その詳細スペックをそ...
- 2025年08月21日

アンティーク感を楽しむ時計

シンプルでレトロな文字盤の時計「マイスターアート ベーシック」を1名様に マイスターアートから、細部まで"丸"にこだわったダイアルが特徴の時計「マイスターアート ベーシック」を1名様に。  マイスターアートでは初となるラウンドダイアルを搭載し、シンプルかつ視認性にすぐれたレトロな文字盤となっている。職人による昔ながらのダイヤル塗装で、日焼け具合によって自分だけの“経年変化"を楽しめるのも...
- 2025年08月21日

時代を読む――原田武夫 第71回

再び到来する「不良債権紳士」の時代とその末路  表向きマスメディアでは「好景気は続く」といった大本営発表とでもいうべき論調が続いている我が国だが、現実の経済を見ると全くそうではないことは言うまでもない。実質賃金が伸び悩む中、企業の現場ではデジタル化により「隅の隅までマーケットにする」という細かな作業が日常化しており、働く者の側にはとにかく疲労感ばかりが募る展開となっている。とにかく相手は巨...
- 2025年08月21日

美と技術の殿堂

スイスのル・ブラッシュにて「ミュゼ アトリエ オーデマ ピゲ」がついに一般公開 2020年6月末、スイスの時計の聖地ル・ブラッシュにて、ついに美と技術の殿堂である「ミュゼ アトリエ オーデマ ピゲ」が一般に公開された。デンマークの建築設計事務所ビャルケ・インゲルスグループにより設計された新ミュージアムは、時計のムーブメントのゼンマイを想起させるスパイラル状のパビリオンで、300本もの時計が...
- 2025年08月21日

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