手で触れるアート、野原邦彦「ステキな時間」が開催

ふわふわとしたカラフルな雲のようなものに包まれる人。アーティスト、野原邦彦が楠や欅などの木を用いて、自身の何気ない瞬間や状況を反映した作品だ。従来の具象...
- 2017年12月25日

金春通りの師走

銀座8丁目の一角で、毎年8月7日に「路上能」が行われていることをご存じだろうか。世界の一流ブランドが集まる銀座の街の、しかも路上で能を舞うとは、日本好き...
- 2017年12月18日

MOVIES『婚約者の友人』

前作『スイミング・プール』から13年、フランス映画界の名匠フランソワ・オゾン監督がそれを超える本格的かつエレガントなミステリーを完成させた。  第1次世界大...
- 2017年11月28日

Unexplored Roppongi

バブル全盛期―それは六本木が最もキラキラしていた時代だろう。1980年代後半から90年代前半にかけて六本木の街は、若者であふれ返り、「毎日がクリスマスみたい...
- 2017年11月24日

MOVIES『エンドレス・ポエトリー』

フランス、チリ、日本の共同製作で作られた本作。前作『リアリティのダンス』から3年、今年88歳を迎えたホドロフスキー監督の新作を望む世界中のファン約1万人から...
- 2017年11月15日

フランス伝統工芸の匠が生み出す美の世界  

メートル・ダールは日本の重要無形文化財保持者、つまり通称「人間国宝」の考えにならい1994年に創設された称号。フランス文化省が伝統工芸の最高技能者に授与...
- 2017年10月31日

暮らすように旅したい、「世界で1番住みやすい街」メルボルン

英国の経済誌「エコノミスト」調査部による「世界で最も住みやすい都市ランキング」で、7年連続1位を獲得している、オーストラリア南東部ヴィクトリア州の州都、...
- 2017年10月27日

大内家、夢の後先 西の京の栄華

戦国時代の山口と聞くと、たいていの人は「毛利」を想起するだろう。それ以前の約200年にわたって中国・九州地方に君臨した大内氏のことは、意外と知られていな...
- 2017年10月23日

MOVIES『ミスター・ガガ 心と身体を解き放つダンス』

世界中のバレエ団から熱い注目を浴びる、イスラエルを代表するコンテンポラリーダンスカンパニーのバットシェバ舞踊団。本作は1990年から芸術監督・振付家を務める...
- 2017年10月16日

MOVIES『プラネタリウム』

ハリウッドが誇るアカデミー賞®女優・ナタリー・ポートマンと、ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディを両親に持ち、シャネルのミューズとして活躍するリリー=ロ...
- 2017年10月4日

MOVIES『ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ』

1929年、南仏ロクブリュヌ・カップ・マルタンの海辺に完成した別荘「E.1027」。モダニズム建築史上に残る傑作として長い間、近代建築の巨匠であるル・コルビュジエ...
- 2017年9月29日

若冲―〈動植綵絵〉を中心に

2018年9月、パリ市立プティ・パレ美術館で展覧会「若冲―〈動植綵絵〉を中心に」が開催される。日仏友好160周年を機にフランスで開催する大型日本文化紹介行事「ジャ...
- 2017年9月27日

マルタン・ゼキリ"構造"展

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- 2018-05-01 21:01:07

兵庫県豊岡市の神鍋山山頂から飛行する熱気球体験『神鍋そらんど』が開始

冬の間はスキー場として運営する兵庫・豊岡市の「アップかんなべ」。4月28日より鍋山山頂から飛行する熱気球体験『神鍋そらんど』を開始しました。乗員はパイロットを除き8名、標高460mの神鍋山山頂より飛行し、約5分間、上空30mの高さまで上昇します。上空から「これだけ綺麗に噴火口跡が残っているのは貴重」と言われる神鍋山のクレーターや但馬ドームを望み、運が良ければ遠くに神鍋高原を囲む“雲海”を見ることもできるといいます。

この熱気球体験は常設のアクティビティとしては関西初で、熱気球操縦士技能証を持つ有資格者の管理のもと、浮遊感ほかバーナー音や温度など非日常体験を楽しむことができます。当日でも受付可能とのことですが、その日の天候状態により、飛行場所が変更となることもありますので要注意。

バーナーで空気を温めているところ

山頂からテイクオフする熱気球は日本でも珍しく、これが実現できるのは神鍋山が周囲の地形や風に恵まれているから。
熱気球でしか押さえられない光景を是非、その目で確かめてみてはいかがでしょうか。

 

 

 ◆気球「神鍋そらんど」

開始日:2018年4月28日(土)~
所在地:アップかんなべ
    〒669-5372 兵庫県豊岡市日高町栗栖野59-78
アクセス:日高神鍋高原ICから11km 車で約15分
     インターを降りて左に曲がってすぐ
時間:朝7時~9時 夕方16時~18時まで
価格:大人¥2,900(税込) 中学生以上
   子供¥1,800(税込) 小学生以下
   幼児無料(3歳以下)
※小学生以下のお子様は18歳以上の保護者同伴で乗車可能。
※保護者1人につき幼児1人まで。
尚、フリーフライトではありません。気球はロープで地面に係留された状態で上昇・下降します。
http://www.kannabe.co.jp/soland

 

 

- 2018-05-01 10:01:04

子どもの成長を願い、祝う行事と着物の関係を知る『子どもの着物大全』発刊

  

この5月1日(火)に、子どもの着物にまつわる知識や歴史をまとめた書籍『子どもの着物大全』が発売されます。

悲しいかな、着物を着る機会や、日常的に着るおとなはどんどん少なくなってしまっています。そのため、おのずと子どもの着物を用意する習慣もどんどん下火に……。とはいえ着物は季節や行事と密接に関わっている、日本の大事な文化のひとつ。ぜひ、今一度見直して、生活の中に取り戻したいものです。

本書では、子どもの着物の知識や歴史、由来などを、数多くの写真を交えながら紹介しています。誕生祝、ひな祭り、端午の節句、七五三、お正月など、それぞれの節目や季節にあった着物たちがたくさん登場し、お子さんがいる方はもとより、いち着物好きとしても楽しめる内容となっています。


また、着物の着方、着回しの知恵などの実用的な情報ももちろんあり。子どもの着物を通して、日本ならではの「かわいい」のルーツを解き明かしています。

著者は、NPO法人京都古布保存会理事長の似内恵子さん。着物や布の保存・修復・展示活動にたずさわっていらっしゃるそうです。

着物でもっと子どものかわいさを引き立てたい。華やかな着物で子どもを喜ばせたい。子どもを丈夫に育てたい。長い歴史の中で、そんな親の普遍的な願いが込められてきた、子どもの着物。本書から、改めてその良さを再認識してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

◆『子どもの着物大全』
著者:似内惠子
仕様:B5判、240ページ
定価:4,500円(税抜)
配本日:2018年5月1日(火)
出版元:誠文堂新光社

- 2018-04-28 08:01:04

ザ・スクエア 思いやりの聖域 【今週末見るべき映画】

 「ザ・スクエア 思いやりの聖域」(トランスフォーマー配給)は、広がる経済格差、世間の無関心、メディアの暴走などなど、「いま」という時代への、痛烈な皮肉と鋭い風刺にあふれている。露悪なまでの映像表現が連続して、見る側の不安をあおるかのよう。スペインの映画監督、ペドロ・アルモドバルが審査委員長を務めた昨年のカンヌ国際映画祭で、みごとパルムドールを受けている。
- 2018-04-26 16:01:02

君の名前で僕を呼んで 【今週末見るべき映画】

 みずみずしく、とびきりの美しい映画だ。舞台は、1983年夏、北イタリアの避暑地。17歳と24歳の青年同士が知り合い、恋に落ちる。主役ふたりの美しさ。会話の美しさ。風景の美しさ。使われている音楽の美しさ。

 「君の名前で僕を呼んで」(ファントム・フィルム配給)は、日本語のタイトルまで、美しい。
- 2018-04-26 16:01:02

日本建築の魅力、その源を知る「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」が森美術館で開催



杉本博司「光学硝子舞台(小田原文化財団 江之浦測候所)」2017年 神奈川 ©小田原文化財団

日本の現代建築が、世界から熱い視線を集めていることを、ご存知でしょうか。丹下健三、谷口吉生、安藤忠雄、妹島和世など多くの日本人建築家たちが、国際的に高い評価を得ています。その独創的な発想と表現の源を読み解く展覧会「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」が、2018年4月25日(水)より六本木ヒルズ・森美術館15周年記念展として開催されます。

安藤忠雄「水の教会(星野リゾート トマム)」1988年 北海道 画像提供:星野リゾート トマム

今展は木造建築や日本の美学、屋根、工芸などをテーマとした9つのセクションで構成。古代から連綿と引き継がれてきた日本の価値観や文化、伝統、技術、歴史が、どう日本の建築を形作ってきたのか。また、今後にどう繋がっていくのか。これらが一望できる企画展示となっています。

伝千利休「待庵」安土桃山時代(16世紀)/2018年(原寸再現) 制作:ものつくり大学 ※参考図版

数多くの貴重な資料や模型が並ぶ中でも、特に注目したいのが、原寸で再現された千利休作の茶室、国宝「待庵(たいあん)」や、1/3スケールで再現した丹下健三の自邸巨大模型。また、齋藤精一が率いるクリエイティブ集団、ライゾマティクス・アーキテクチャーによる体験型インスタレーションは、日本の古建築から現代建築までをレーザーファイバーで再現した新作で、こちらも見逃せません。

齋藤精一+ライゾマティクス・アーキテクチャー「パワー・オブ・スケール」2018年 インスタレーション ※参考図版

また、剣持勇や長大作など戦後のモダニズム建築を彩ってきたデザイナーによる名作家具のオリジナルを集め、実際に座れるラウンジもあり。展覧会関連図書を読みながら、ひとときを過ごすことができます。

会期は、2018年9月17日(月・祝)まで。100以上のプロジェクト、400点以上もの展示は圧倒的なスケール! じっくりと「ニッポン」の建築に向き合える、最上の機会です。

 

◆建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの
会期:2018年4月25日(水)〜9月17日(月・祝)
会場:森美術館
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階
開館時間:10:00〜22:00、火〜17:00 ※入館は閉館時間30分前まで ※会期中無休
入館料:一般1,800円
お問い合わせ:03−5777−8600(ハローダイヤル)
https://www.mori.art.museum/jp/

- 2018-04-26 00:01:02

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