
進化するコラボレーション
成功のキーはサプライズ
2008年も企業の枠を越えて新たな価値を創生しようというコラボレーションが盛んに行われている。コラボレーションが今のような一つの潮流を作るに至ったのは2004年11月に発表された「カール・ラガーフェルド・フォー・H&M」によるところが大きい。高級ブランドのデザイナーが比較的低価格のSPA(Speciality store retailer of Private Ap...
- 2009年01月09日

ルチアーノ ソプラーニ 路面旗艦店オープン
プレタポルテの老舗が銀座の街を彩る
1982年にイタリアのミラノで誕生したLUCIANO SOPRANIが9月9日に日本初の旗艦店を銀座にオープン。海外ラグジュアリーブランドと国内プレタの中間ゾーンを対象に“ラグジュアリープレタ”を目指し、上質で上品な商品を展開していく予定だ。
オープンに先駆け、9月5日に終日内覧会、夜は銀座のICONICにてレセプションパーティが催された。パーティに...
- 2009年01月09日

世界に誇るイタリアンテーラーの究極の一着
エルメネジルド ゼニア
「ス・ミズーラ」
イタリア、トリヴェロの自社服地工場でファブリックの開発に心血を注いだ初代エルメネジルド・ゼニア。それらは、サヴィル・ロウでも多く用いられ、テーラリングの進歩に大きく貢献し続けている。
最高級の服地は、最高の仕立てによって、その良さが際立つ。エルメネジルド ゼニアでは、1970年代より、独自のパターンオーダーメイドシステム「ス・ミズーラ」を導入...
- 2009年01月09日

YSL秋冬2008-2009「マニフェスト」
第3弾はナオミ・キャンベルを起用
ラグジュアリーブランドの新たな試みとして、今年2月の国内配布以来、常にファッショニスタ垂涎のタブロイドとして好評を博している「マニフェスト」。レディースの世界観を独創的な視点で捉え、クリエイティブ・ディレクター ステファノ・ピラーティのメッセージをヴィジュアライズしたものである。
創刊号にジゼル・ブンチェン、2号にケイト・モスをそれぞれ起用した「マニフ...
- 2009年01月09日

ブルガリ 2008秋冬 アクセサリーコレクション
伝統と革新の融合
歴史あるジュエラー・ブルガリのトラディショナルさをいい意味でくずし、新たな一面を創出したアーティスティック・ディレクターのジャン=ルカ・レラが2008年秋冬アクセサリーコレクションで、渾身の作品群を発表した。テーマはブランドの歴史に馳せる思いと独自の革新的精神の融合。思いがけない色のコントラストや、斬新なレザー使いをすることで、素材本来が持つ軽やかさを浮き立たせた同コレク...
- 2009年01月09日

ルイ・ヴィトンの「ダミエ・ライン」に新たなる息吹
「ダミエ・グラフィット」誕生
今からちょうど120年前の1888年、2代目当主ジョルジ
ュ・ヴィトンが考案したダミエ・キャンバス。この長い
歴史をもつダミエ・キャンバスに新たな息吹が吹き
込まれた。エベヌとアズールに加えて、ダミエ・ライ
ンに誕生した新たなバリエーション「ダミエ・グラフ
ィット」だ。ブラックとグレーの陰影により、都会的な
スタイルを演出。男性的な要素を存分にもつ...
- 2009年01月09日

JIMMY CHOO 旗艦店銀座にオープン
世界中で最も完璧なコンセプトを体感
足元をクラスアップさせる珠玉のシューズとして、世界中の女性から羨望を集める「ジミー チュウ」の日本で6
番目となるショップが、東京・銀座に7月26日オープンした。
2フロアで構成された銀座店は、ジミー チュウ社 CEO ジョシュア シュルマン氏の言葉を借りるならば、旗
艦店として世界中で最も完璧なコンセプト、そして最も豊富なアイテムセレクションを...
- 2009年01月09日

ダンヒル男の「着物」を発表
日本の伝統ここに極まれり
男性のためのラグジュアリーブランド「ダンヒル」は、
このたびアルフレッド ダンヒル 銀座本店限定品とし
て、「着物」を販売する。ダンヒルらしい色味や柄、遊び
心をふんだんにとり入れた着物は、アーティストへの
衣装制作やインテリアデザインなどを手がける、河合
由朗氏の監修のもとにデザインされた。着物と羽織の
表生地は、古くから高級絹織物として着物に使われ...
- 2009年01月09日

女性美の使者、ヴァレンティノの半世紀 vol.2
「プレタポルテ」という戦略
68年、時代の寵児となったヴァレンティノは、パリ・モンテーニュ通りに、初のプレタポルテのブティックをオープン。その後、商Valentinoをイタリア・ブランドから、国際企業として発展させる為、プレタポルテの変革に着手する。手工芸に迫る良質プレタポルテ製品の製造を目指し、唯一存在していたオートクチュールによる既製服業者、フランスのMendes社と、74年に契約。イ...
- 2009年01月09日

女性美の使者、ヴァレンティノの半世紀 vol.1
『Valentino, themes et variations』展
2008年1月のコレクションにて、オートクチュールに最後の別れを告げたヴァレンティノ・ガラヴァーニ。9月21日まで装飾芸術美術館( パリ)にて開催中の『Valentino, themes et variations』展で、パリがこのイタリア人デザイナーへオマージュを捧げている。彼の半世紀に及ぶ軌跡のパリ初の回顧展である。...
- 2009年01月09日

TOKYO セレクトショップの今
Vol.1 ESTNATION
歴史あるメゾンから新進気鋭のデザイナーズまで数え切れないほどのブランドがあるなか、あたかもコンシェ
ルジュのように服を選んでくれるセレクトショップ。
しかし、ショップの持つオリジナリティ、何度も足を運びたくなるサービス、トレンドと個性を両立させたブラ
ンドセレクト。そのいずれも満足できなければ、訪れる人の気持ちはたちまち別のショップへと離れてしまう。
東京と...
- 2009年01月09日

田嶋智太郎的「世界的な危機脱出の方策」
環境事業が世界経済を動かす!?
10月のベストセラー(紀伊国屋書店梅田本店)で「環境」に関わるものを挙げると、ランキング1位が「Eco検定公式テスト」(東京商工会議所編)、2位が「偽善エコロジー」(武田邦彦著)、3位が「環境問題はなぜウソがまかり通るのか3」(武田邦彦著)、4位が「エコロジーという洗脳」(副島隆彦著)という結果であった。
つまり、2位から4位まではいずれも世界中に広がっ...
- 2009年01月09日

田嶋智太郎的「株価リバウンドの狙い目」
「あまりに売られすぎ」の日本株
去る10月27日、日経平均株価と東証株価指数(TOPIX)がともに03年4月28日の安値を割り込むこととなった。さらに、ザラ場では翌28日に一時、日経平均株価が7000円を割り込む始末である。
それにしても…やはり日本の株価の現在水準は「あまりに売られすぎ」と言っていいのではないか。
現在の株式時価総額は300兆円前後とバブル期の半分以下の水準。前述...
- 2009年01月09日

田嶋智太郎的「オバマ大統領とドル政策」
人種差別・金融危機というUFOに挑む
米国史上、44代目にして初の黒人大統領が誕生することとなった。バラク・オバマ氏、その人が大統領選勝利宣言を流暢かつ抑揚豊かに唱える口ぶりを聞いて、96年のメガヒット・ムービー「インデペンデンス・デイ」で名優ビル・プルマンが演じた元空軍パイロットの大統領を思い出した。映画の中の大統領は、自らが戦闘機を操縦し、巨大な未確認飛行物体(UFO)との戦いに挑む。...
- 2009年01月09日

田嶋智太郎的「株価底入れのタイミング」
公的資金による金融機関の資本増強
先にワシントンで開かれた先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)は日本時間の10月11日朝、公的資金による金融機関の資本増強など5項目を盛り込んだ「行動計画」を発表し、閉幕した。
通常、G7は世界経済や為替相場などに関して全般的な課題に言及する共同声明を発表するが、今回のG7では目の前の世界的な金融危機への対応策に絞って「行動計画」を発表するという極...
- 2009年01月09日

サブプライムローン後の資産運用
世界を激震させた1週間
サブプライムローン問題もかなり沈静化してきたのではと思われたときに、めまぐるしい1週間となった。9月15日、米証券第4位のリーマン・ブラザーズは会社更生手続きの適用を裁判所に申請、経営破たん。負債額は約64兆円の史上最大規模の倒産といわれる。そして奇しくも、同日、米金融大手バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)は米証券大手メリルリンチを買収することを発表。そして、その翌...
- 2009年01月09日

田嶋智太郎的「安心なFX会社を選ぶポイント」
外国為替証拠金取引(FX)の人気がうなぎ上りとなっている。矢野経済研究所の調べによると、08年3月期の取引口座数は123万口座、預かり証拠金残高は6964億円と、いずれも前年同期比でほぼ倍増となった。
国内株式相場の低迷が長引いていることに加え、ひと頃大いに持て囃された中国やインドなどの新興国に投資する公募投信の運用実績も大幅に落ち込んでおり、より有望な(=利益獲得のチャンスが多い)投資...
- 2009年01月09日

巨大ファンド「グロソブ」の中身
残高が増え続けるファンド
読みづらい相場、行きづまる家計……今年に入って、投資信託の販売が振るわない。しかし、この状況においても、販売シェアが拡大しているファンドがある。毎月分配型ファンド、その中でも外債ファンドといわれるものである。株式でいえば配当にあたる、「分配金」が支払われるタイプの投資信託が分配型ファンド。7月末現在、残高は過去最高を更新しているのだ。そして、その代表格が「グローバ...
- 2009年01月09日

田嶋智太郎的「原油価格の行方」
去る8月20日、米投資銀行ゴールドマン・サックスは、顧客向けリポートのなかで今年末の原油先物価格の見通しを1バレル=149ドルに据え置いた。足元の原油先物価格(指標のWTI期近物)が120ドル割れの水準にまで下落していたにも拘わらず、あらためて「年内に史上最高値を更新する」との見解を示したわけだ。
結果、原油先物価格は目先的にも強含みの展開となり、8月21日には120ドル超の水準にまで大...
- 2009年01月09日

田嶋智太郎的「ミニ日経平均先物のすすめ」
大手企業 通期業績予想を下方修正
このところの国内株式相場には、どうにも合点の行かない物
色動向が少なからず見受けられる。
ある日、国内外で順調に収益を伸ばしている大手企業が今
期の通期業績予想を少々下方に修正した。主な要因は欧州の
天候にあるとのことだったが、それだけの材料で株価は値幅
制限一杯まで急落してしまった(=ストップ安となった)。一
方、同じ日に北米市場での販売不...
- 2009年01月09日

話題の金投資 3つの方法
純金積立で現物資産をつくる
国際商品相場が高騰し、金が投資対象として注目を集めている。一口に金に投資をするといっても、いくつか方法があるため、今日はその方法を紹介したい。まず、「純金積立」といわれるものがある。毎月の一定の積立額(3000円以上が一般的)を1カ月の営業日数で割った額で、毎日金を着実に買い付けていくというものだ。「ドル・コスト平均法」と呼ばれるこの方法を使うと、常に変動する...
- 2009年01月09日

田嶋智太郎的「投資信託」論
投信で資源国に移転した「富」を取り返す
これまで新興国と言えば、ご存知「BRICs(ブリックス)」諸国が、その代表格であった。しかし、同じBRICs4カ国のなかでも、もともと資源大国であった中国は、いまやインドとともに膨大な資源の輸入国となっており、輸入資源の価格上昇でインフレに悩まされる状況となっている。
その一方、ロシアやブラジルは資源輸出国として大いに資源高の恩恵に浴している。こ...
- 2009年01月09日

田嶋智太郎的「金ETFのグッドな活用法」
東証、金ETF上場へ
去る6月末日、金価格に連動する上場投資信託(金ETF)
が、東京証券取引所(東証)に新たな上場を果たした。
07年8月には大阪証券取引所(大証)に金ETFが先行上
場しているが、これは金価格に連動する債券を裏づけ
としたもので、現物商品を裏づけにしたETFの上場は
今回が国内で初めてのこととなる。
厳密に言うと、このほど東証に上場した金ETFは「信
託法」を使ってお...
- 2009年01月09日

証券税制改正-いま個人投資家が取るべき行動
平成20年度税制改正の中身
今年4月末に衆議院で可決された平成20年度税制改正。主に
ガソリン税にクローズアップされた報道の記憶がある人も多
いだろうが、投資家にとっては、証券税制の改正も大きな影響
を与えるはず。どのように申告をするかで税金が変わるなど、
複雑さを増している部分もあるので、いくつか注意すべきポ
イントを紹介したい。
現在、上場株式等の売却益(譲渡所得)と配当金にかかる税...
- 2009年01月09日

田嶋智太郎的「原油価格の今」
限界を超えつつある原油価格
このままでは「もはやお手上げ」である。
6月27日(日本時間17:00)現在、WTI原油先物(期近物)価格は
1バレル=140ドルを超え、史上最高値を塗り替えてきてい
る。なんでも、石油輸出国機構(OPEC)のヘリル議長(アルジェ
リア・エネルギー鉱業相)がフランス24テレビに対し「(原油)
価格は今夏中に150-170ドルになる可能性があると予想する
が、恐...
- 2009年01月09日

インフレ時に備えるコモディティ投信
物価上昇に対抗するには
ガソリン価格や身近な食品などの価格が上昇している。6月17日付日本経済新聞一面に「値上げ食品売上高減」という記事が大きく掲載された。パン、しょうゆ、カップめん、みそなど相次ぐ値上げに、消費者は割安な製品を選ぶ傾向に出てきたという。しかしこの物価の値上がりに対抗する方法として、安価な商品を購買するだけでなく、「商品」に投資する方法があるのはご存知だろうか? 商品投資と...
- 2009年01月09日

グレーゾーン金利撤廃で消える消費者金融
意外なスーパーリッチ層の存在
不動産を除いて5億円以上の金融資産を保有する、ス
ーパーリッチ層の世帯数は約5万世帯ほどだそうだ
が、これが1億円以上となると一挙に80万世帯を超え
るという。この数を意外に多いと考えるか、やはり少
ないと考えるかは意見の分かれるところだろうが、
比較的簡単に動かせる金融資産を2〜3億円くらいは
保有している、という人は意外に身近なところに居
たりする。成城学...
- 2009年01月09日

田嶋智太郎的「エコ経済論」
夢のエコカー実現に資する
日本企業に期待!
日本郵政グループの郵便事業会社が「所有するすべ
ての自動車を今年度から電気自動車に切り替えて行
く」と発表した。約2万1千台ある自動車を、更新の時
期を迎えたものから順次切り替え、8年程度で完了す
る見込みだという。なんて素晴らしいことだろう…。
「あっぱれ!日本郵政グループ」と言いたい。
当然のことながら、この「郵政の英断」に追随する
動きは今...
- 2009年01月09日

地球温暖化防止に一役買う!? 「エコ投資」
環境のためにお金に働いてもらう
エコといえば、エコバッグやエコカーの人気などハリ
ウッドセレブの間で流行し、今や日本でも庶民権を
得た言葉。そして、最近ひそかな流行がエコ投資と言
われるものだ。早くから欧米では、企業の社会的責任
(CSR)や社会的責任投資(SRI)の動きがあったが、こ
こ数年、日本でも環境報告書の発行が浸透し、環境問
題や社会貢献に真剣に取り組んでいる会社を眼にす
る機会...
- 2009年01月09日

LUX BOOK REVIEW『黄金の扉を開ける賢者の海外投資術』
楽しく読んで、豊かになる
金融本のベストセラー「お金持ちになれる黄金の羽
根の拾い方」を書いた著書の最新刊。内容をひと言で
紹介すれば、グローバルで賢い投資方法で経済的独
立を果たそう……すわなち金持ちになろうを提唱す
る本だ。彼によるとサブプライム問題も幸運であり、
投資のチャンスであると言う。タイトルがキャッチー
で、装丁もどこかユーモラスなため、軽い内容だと思
われるかもしれない。で...
- 2009年01月09日