
APより森田氏デザイン「限定ミレネリー」
世界的に活躍するデザイナー森田恭通氏が、スイスを代表する高級時計ブランド、オーデマ ピゲとの新たなる進化を遂げた。森田氏の名を冠した限定ミレネリーの誕生である。シャンパンをモチーフにしたその時計の世界観を森田氏のこれまでの活躍とともに動画で紹介する。
●森田氏デザインの限定ミレネリーの発表会模様「オーデマ ピゲより“限定ミレネリー”誕生 」も掲載中。華やかにお披露目された「MILLENAR...
- 2009年05月25日

オーデマ ピゲより“限定ミレネリー”誕生
シャンパンの泡がモチーフのミレネリー
会場内は、ミレネリーのフォルムを思わせる、オーバルのアーチエントランスをはじめ、2008年のジュネーブサロンで発表された最新作、日本ではじめてとなる「ミレネリー」の全コレクションが展示され、ミレネリーがもつ世界観が存分に楽しめる空間演出。
今発表会のハイライトは新たなミレネリーモデルの誕生である。インターナショナルに活躍するデザイナーであり、オーデ...
- 2009年05月25日

資産性のある時計 -Asset Watch-
21世紀における時計の資産性とは何か
「資産」とは、個人や法人が所有する金銭や土地建物などの総称で、貨幣を尺度に評価され、将来に収益が期待できる経済的価値のこと。広義では財産を意味するが、財産は「家族や健康が財産」というように精神的価値も指す。時計の資産性ならば「私産(私有財産)」と考えるのが妥当だろう。20世紀末のクオーツ主流の時計市場では特定ブランドのみ投機価値があるとされたが、21世...
- 2009年05月25日

J.M. Westonの職人が魅せるモノづくり
Photo Yuu Nakaniwa
卓越した技術とノウハウが生む靴
1891年、南フランス・リモージュに靴の製造工場を開いたことから始まるJ.M. Westonの靴作りは、115年以上もの歴史を刻んできた。一貫して職人の手作業にこだわってきた同メゾンの姿勢は、今も変わることなく、約350人の靴職人が年間9万5,000足という靴を生み出している。靴が完成するまでの“200”という工程には...
- 2009年05月25日

加藤智一氏が指南! グルーミング通信 Vol.23
表情ジワを改善「ボトックスビスタ」
今回取り上げるテーマは、表情ジワを改善する製剤「ボトックスビスタ」。2009年1月に厚生労働省より「65歳未満の成人における眉間の表情ジワ」に対する効果を適応として承認された製剤。これまで美容クリニックを倦厭していた方にも提案したい施術だ。
「ボトックスは、シワに対するエイジングケアとして、アメリカでは広く認知されている治療です。映画『SEX and t...
- 2009年05月22日

春到来 日本のオーベルジュへの誘い
自然が味わえる場所、オーベルジュとは
緑豊かな郊外や地方に佇む宿泊設備を備えたレストランを意味する“オーベルジュ”。主役はあくまでもその土地の素材を活かした料理であり、食事を堪能する空間に、宴の楽しみや滞在のくつろぎを盛りこんだ施設と格付けされている。中世に美食大国フランスで発祥したといわれる“オーベルジュ”が、人々の注目を浴びるようになったのは20世紀のこと。 1900年に創刊した“ミシ...
- 2009年05月20日

人類が初めて巡りあった蜂蜜酒「ミード」
蜂蜜を水で薄めて発酵させた醸造酒
「ミード」という耳慣れない名前のお酒。実は、ワインより古く、約1万4千年前に人類が初めて巡りあったお酒のことである。一説に、喉が渇いた狩人がひっくり返った蜂の巣に溜まっている雨水を飲んだことが最初と言われている。さまざまな神話や伝説に登場し、ギリシャでは神の飲み物として崇められ、古代エジプトのクレオパトラ、ローマのジュリアス・シーザー、昨今では、イギリスの...
- 2009年05月19日

食大国フランスの各地方の美食を堪能する
フランス料理の魅力は地方にあり
フランス料理界きっての重鎮アラン・デュカスが提案する、フランスの地方料理の魅力を紹介する食イベント「フードフランス」。フランスでは2003~2005年の3年間にわたりパリで開催され、地方に隠れた若き実力派シェフたちにスポットを当てた。
成功裏に終了したパリに続き、2006年からは日本で同イベントを開催。地方の食材に情熱を傾け個性的な料理をクリエイトする気鋭...
- 2009年05月18日

ロブション モナコで「YOSHI」オープン
自身初となるジャパニーズレストラン
史上最多の星を獲得したスターシェフ、ジョエル・ロブション。ミシュラン2008では合計25個という快挙を成し遂げたロブションが、彼にとっての史上初となるジャパニーズレストラン「YOSHI」をオープンさせた。モナコ公国の中心地にあるオテル・メトロポール・モンテカルロの敷地内に位置する「YOSHI」。「YOSHI」という店名は日本語の「良し」に由来するという。...
- 2009年05月15日

中国初の三ツ星「龍景軒」最高であることの極意
香港唯一の3つ星”極上のヌーベルシノワ”
昨年、ミシュランガイド初の香港・マカオ版が発表され、3つ星の獲得はフォーシーズンズホテル香港の 「龍景軒(Lung King Heen)」と、マカオの「ジョエル・ロブション・ア・ギャレラ」の2軒。なかでも「龍景軒」は中国人シェフが初の3つ星に輝き、話題を呼んだ。美食の都、 香港で”最高のヌーベルシノワ”と称される「龍景軒」は、ヴィクトリア湾の景色を...
- 2009年05月15日

食語の心 第5回 作家 柏井 壽
何かと話題になる、食の口コミサイト。おびただしい数のレビューがアップされている。あるいはグルメブログと呼ばれる、個人の食ブログ。これまた数え切れないほどのブロガーがいて、日々その食遍歴を書き連ねている。これほどに食を語り合う国民が他にいるのだろうか。
食を語ると言えば、元祖とも呼ぶべきは文豪を始めとする作家と文人墨客たち。大作を生み出す合間の余技として、あるいは食専門とも言えるほどに、食...
- 2009年05月15日

カンヌ国際不動産見本市「MIPIM」
不況下にも世界80ケ国から1万7000人
南仏カンヌで毎春開催される、世界最大規模の国際不動産見本市会議であるMIPIM。4日間にわたり開催された2009年度も、世界80か国からの不動産関係者1万8000人以上が集まった。今年20年目を迎えるMIPIMは、国際的な不動産不況の影響で、3万人近い昨年の参加者数を35%下回る結果となった。その一方で、世界各地から80人の市長と200都市の行政担...
- 2009年05月15日

ワイングラスで頂くお茶の宝石 ロイヤルブルーティー
新旧の技術が見事に融合したお茶
ワインを想わせるボトルに詰められたお茶「ロイヤルブルーティー キングオブグリーンMASA(マーサ)プレミアム」。お茶をワイングラスで愉しむスタイルを、世界初の茶文化として発信するために開発した高級フルボトルティーだ。その価格は1本21,000円。一流ワインと肩を並べるレベルだけに、徹底したこだわりでクオリティを追及している。
原料となる茶葉は静岡県天竜、随...
- 2009年05月15日

青山に知る人ぞ知る新星「鮨 武蔵」
極上のネタを食す江戸前寿司
青山、骨董通り裏手の閑静な住宅街の一角にひっそりと佇む「鮨 武蔵」。青山らしいコンクリートが剥き出しのモダンなビルの階下に下りていくと、一瞬にして趣きある和の空間に誘われる。茶室を思わせる小さな引き戸の入り口を一歩入れば、美しい檜のカウンター越しに、主人武蔵弘幸氏がにこやかに出迎えてくれる。木目の清々しい店内は、清潔感に溢れ、居住まいも自然と正される。まさに寿司...
- 2009年05月15日

企業家とアート —出光美術館1
事業の芸術化を目指した昭和の巨人
東京・丸の内、皇居のお濠に面した帝劇ビルの9階という絶好のロケーションに、出光美術館はある。国宝や重要文化財も含む日本の書画や陶磁器を中心とした、1万5,000点にも及ぶコレクションの基礎は、出光興産の創業者である昭和の名経営者、出光佐三氏の審美眼に基づいて蒐集されたものだ。骨太で他に類をみない事業経営で名を馳せた佐三氏だが、蒐集された美術品にも一本筋の通...
- 2009年05月15日

疾走するアストン・マーティン・ミーツ・アート
名門スポーツカーとアートの共演
創業1914年、英国の高級スポーツカーメーカーであるアストン・マーティン。今年、北京でショールームを開設した同社は、「アストン・マーティン・ミーツ・アート」の一環として中国人アーティスト・秦玉芬(シン・ユーフェン)によるインスタレーションを発表した。「V8ヴァンテージ」を用いた「北京008」という作品は、歴史とともに未来へ疾走するアストン・マーティンの姿と北...
- 2009年05月15日

企業家とアート —出光美術館2
仙厓に始まり終わった美術品蒐集
出光佐三が美術品を蒐集するようになったきっかけは、19歳の学生だった頃、博多の古美術の売り立てで出会った『指月布袋画賛』という禅画。今や出光美術館で日本一のコレクションを形成している、仙厓の作品だ。もともと父親が絵をたしなんでいたため美術品に触れる機会は多かったのだが、「この絵を初めて見て、しかも恋をしたんです」と後に語ったほど仙厓には惚れ込み、父親に頼み込...
- 2009年05月11日

フランク・ミュラー注目の新作は限定モデル
ハードボイルドな風趣が薫るヴェガス
毎年6月に限定モデル“Special June(スペシャル・ジューン)”をリリースするフランク・ミュラー。今年の“Special June”は、1999年に登場した「ヴェガス」の10周年を祝す「ヴェガス・ジョーカー」だ。最大の特徴はダイヤルに浮かぶルーレットだが、ビザン数字のアワーインデックスにダイヤを配したモデルチェンジはドレッシーなスタイルにマッチす...
- 2009年05月11日

ブレゲ 『マリー・アントワネットのオマージュ』展
超複雑時計「No.1160」日本初上陸
1783年、当時のフランス王妃 マリー・アントワネットのために「この世で最も美しく、そして最も複雑な時計を作って欲しい。制作期間も予算もいくらかかってもいい。」というオーダーを受けた天才時計師アブラアン=ルイ・ブレゲ。「マリー・アントワネット」と呼ばれるその超複雑時計「No.160」を1827年に完成。その後、数々の名士を経て、エルサレムに設立された...
- 2009年05月11日

加藤智一氏が指南! グルーミング通信 Vol.22
「ランコム メン」、満を持して日本上陸
ジョルジオ アルマーニの男性用化粧品と同時期に登場した大型ブランドが、ランコムの男性用ライン「ランコム メン」。2008年の冬からインターネットにて限定発売されていたが、ようやく主要アイテムの販売準備が整い、4月3日より全国発売された。
「ランコム メンは、すでに欧米では人気の男性用ブランド化粧品。そのため日本には初上陸ですが、製品数は11にも及ん...
- 2009年05月11日

京都発のジュエラー「俄」 京都本店オープン
京都モダン薫る新名所、俄ビル誕生
日本の伝統美にモダンな感性を融合させたスタイリッシュなジュエリーを展開している「俄(NIWAKA)」。先頃、安藤忠雄建築研究所の設計による地上4階(ジュエリーブランドの俄 京都本店/2F、ギフトストアの京都デザインハウス/1F、本社オフィス/3、4F)、地下1階(イベントスペース)の「俄ビル」が京都市中京区福長町(富小路三条上る)に誕生。同ビルは、ブランド...
- 2009年05月11日

待望のニューモデルを ピックアップ
キーワードはハイテク装備、快適性UP
不況時代となった2009年、国内、海外メーカーが発表したのは、既存モデルを超越するニューモデルだ。国内では、日産から”新ジャンル”と位置づける「スカイライン クロスオーバー」、トヨタから5代目となる最高級セダン「クラウンマジェスタ」が発売。海外メーカーでは、同じく5代目となるBMW「ニュー BMW7シリーズ」、ロータスから初のオールニューモデルとなる「...
- 2009年05月08日

ラ・プレリーから15万円クリームが登場
プラチナで年齢を感じさせない至高の肌へ
世界各国のセレブリティに支持されているラグジュアリーなスキンケアブランド「ラ・プレリー」。アンチエイジングケアに定評のあるこのブランドから、真打ちとも言えるクリームが登場した。その名は「クリームP.Tレア」、15万7,500円。その価格に驚くことなかれ。このクリームには地球上最も希少かつ貴重な貴金属、プラチナが配合されているのだ。
なぜ肌にプラチナ...
- 2009年05月08日

リシャール・ミル 2009年新作とともに来日
Photo Yuu Nakaniwa
リシャール・ミル初のダイバーズウォッチ
2009年のリシャール・ミルの新作は、全部で8モデル。中でも最も話題を呼んでいるのがリシャール・ミル初となるダイバーズウォッチ「RM025 トゥールビヨン クロノグラフ ダイバーズウォッチ」だ。“深海”をテーマに、ダイバーからの厳しい要求に応えるべく完成したRM025の一番の特徴は、リシャール・ミルのアイコンと...
- 2009年05月08日

YSLのアートコレクションがオークションに!
総額3億ユーロの芸術品の数々
フランスファション界の巨匠・故イヴ・サンローラン氏と、公私ともに長年のパートナーであったピエール・ベルジェ氏が50年以上の時をかけて2人で収集したアートコレクションがオークションに出品される。同オークションは、世界最大規模のオークションハウス「クリスティーズ」が、2月の23日、24日、25日の3日間、パリのグラン・パレにて行なう。1970年から収集を始めた美術...
- 2009年05月07日

中村拓志氏による“自然を感じる”集合住宅誕生
「Dancing trees Singing birds」
様々なメディアに登場し、新鋭建築家の中でも、特別な存在の中村拓志氏。彼が「Dancing trees Singing birds」で挑戦したアプローチは、“建築の概念”を根底から見直した価値ある試みである。それは集合住宅でありながら、一室一室が異なるテーマを基に設計され、細部にわたり中村氏の理念やアイディアが丁寧に織り込まれている...
- 2009年05月07日

ルイ・ヴィトン 新作モノグラム・マルチカラー
色鮮やかでポップなデザインが魅力
ルイ・ヴィトン 2003年春夏コレクションで、マーク・ジェイコブスと村上隆氏のコラボレーションにより生まれたモノグラム・マルチカラー。ポップで斬新なデザインが話題を呼び、世界的大ヒットとなった。マルチカラーの誕生を記念して、製作されたアニメーション「SUPERFLAT MONOGRAM」も好評を博したことが印象的だ。そして、6年越しのこの春、待望の新作“M...
- 2009年05月01日

日本の伝統を活かした家具づくり“山形工房”
山形カロッツェリアプロジェクト
地方に元気がないと言われる時代、職人の伝統技術を活かし、新しいものづくりに挑戦しようとしている男がいる。山形出身で世界的な工業デザイナーの奥山清行氏だ。彼は世界各国の車メーカーで働き、イタリアの名門デザインスタジオ、ピニンファリーナ(伊)では、デザインディレクターを務めた。そんな経歴をもつ奥山氏が、2006年地元山形に、山形工房ブランドを立ち上げた。フェラー...
- 2009年05月01日

新・ポルシェミュージアム誕生
創業以来の最大建築プロジェクト
1月31日、ドイツ・ツッフェンハウゼンのポルシェ本社に「ニュー ポルシェ ミュージアム」が誕生した。5,600㎡という広さに80台を超える名車を展示。1900年に製造された世界初のハイブリッドカー「ローナーポルシェ」の伝説的なホイールハブから最新の911シリーズに至るまでのポルシェの歴史やモータースポーツとの関係、数々の革新的技術、そして創業から現在までのポ...
- 2009年05月01日

別荘軽井沢で実現 ミサワホーム東京の理想的住まい
別荘とは、人生感を映し出す鑑である
別荘に求めるものとは、何であろうか。自然と共鳴する時間、自分だけのこだわりの空間。自宅から離れ、非日常のひとときを過ごすための特別な家は、人それぞれの人生が異なるように、多様なものであるはずだ。たとえば、和の伝統をいかしたわび・さびの家や、ディテールまで美意識を反映させたモダンな家。オーナーの嗜好を映し出す世界に一つの空間をプロデュースするため、建築デザ...
- 2009年05月01日