ブルックリンの夏を味わうクラフトビール

アメリカのクラフトビールメーカーのパイオニアであるブルックリン・ブルワリーは、1988年に元AP通信の新聞記者、スティーブ・ヒンディと銀行員のトム・ポッターによって設立された。かつて荒廃していたブルックリンは、ブルックリン・ブルワリーが美術や音楽といったアーティストを支援することで地元に根付き、街とともに発展してきた。そうして街は賑にぎわいを取り戻し、現在のように食とファッション、そしてアー...
- 2025年05月03日

時代を読む――原田武夫 第71回

再び到来する「不良債権紳士」の時代とその末路  表向きマスメディアでは「好景気は続く」といった大本営発表とでもいうべき論調が続いている我が国だが、現実の経済を見ると全くそうではないことは言うまでもない。実質賃金が伸び悩む中、企業の現場ではデジタル化により「隅の隅までマーケットにする」という細かな作業が日常化しており、働く者の側にはとにかく疲労感ばかりが募る展開となっている。とにかく相手は巨...
- 2025年05月03日

BASEL WORLD 2019

バーゼルワールド、日はまた昇るか。 3月21日から26日までの6日間の日程で、バーゼルワールド2019が開催された。 昨年来、この世界最大のウォッチ&ジュエリーショーが危機的な状況に陥り、 さまざまな対応が採られ始めているとの情報も聞こえてきていた。 そんな中で開催された注目のフェアの状況をお伝えする。 エキシビション主催者の苦悩の一方、新作からはウォッチの未来形も見えてきた。 ...
- 2025年05月03日

五感で楽しむデジタルアート

「フラワーズ バイ ネイキッド 2020―桜―」の鑑賞券を5組10名様に クリエイティブカンパニーのネイキッドが手がける、花をモチーフにした体験型デジタルアート展「フラワーズ バイ ネイキッド 2020―桜―」が東京・日本橋三井ホールで1月31日から開催される。 日本橋開催5年目のアニバーサリーイヤーとなる今年は、会場全体を桜で彩り、五感を刺激するさまざまなコンテンツが登場する。  会...
- 2025年05月03日

紳士の気品をまとう ラグジュアリークーペ

大人のためのクルマがあるとしたら、大型のクーペをおいて他にはない。それを実感させてくれるのが、BMWの新型8シリーズだ。 眺めてよし、乗ってよし、のすばらしい出来である。 家族や仲間で集い、優雅で贅沢な時間を過ごせる日本初の本物のカントリークラブにも、よく合う雰囲気を持った一台だ。 Photo TONY TANIUCHI Text Fumio Ogawa BMWが新たに手がけた8シリ...
- 2025年05月03日

時代を読む――原田武夫 第99回

「平成バブル」から今、あらためて学ぶべきこと いわゆる国際金融資本という存在をグローバルマーケットにおいて忘れることができない。平たい言葉で表現すると「金貸し中の金貸し」であり、かの中央銀行の株式を大量保有していたりする。「……家」と一般的に呼ばれているが、名前を聞くとたいていの方々ならば「どこかで聞いたことがある」と言われるような存在だ。  貧乏な金貸し、というのは語義矛盾のように...
- 2025年05月03日

時代を読む――原田武夫 第98回

そして始まる「グローバル共同ガバナンス」の時代 本稿を執筆しているちょうどそのタイミングでアフガニスタン情勢が一気に緊迫化している。そうした中で他の西側諸国に比べ、完全に出遅れた我が国より派遣された航空自衛隊所属輸送機は事実上、ほとんど全く避難民を国外脱出させることなく任務を終了させた。かつて外交官であった時代、私はバルカン半島に位置する国家「アルバニア」による事実上の崩壊に際し、ドイツで...
- 2025年05月03日

越境EC進出の強い味方

中国越境EC進出を目指す日本企業に向けてオンライン企業見学会ツアーを開催 日本初となるソーシャルeコマースサービスをローンチするS2b2Cプラットフォーマーであるラブストックジャパン。「S2b2C」モデルは、現在、アジア、特に中国で急成長を遂げているEコマースの最終形といわれるビジネスモデルだ。「S2b2C」のSはメーカーやサプライヤー、bはビジネス、Cはコンシューマーやカスタマーなど一般...
- 2025年05月03日

時代を読む―― 原田武夫 第94回

あくまでも俯瞰図で見るべきバイデン政権の行方 騒然とした米国においてバイデン新政権が成立してからこの原稿を書いている段階で1カ月以上の月日が経った。米国のみならず、グローバル社会全体がようやく落ち着きを取り戻しつつあるように見えなくもない。  しかし「本当のストーリーの展開」はこれからなのだ。ところが側聞するに、我が国のマスメディアが接触する「米国事情の専門家」のお歴々は例によって例...
- 2025年05月03日

時代を読む――原田武夫 第86回

筆者は10年ほど前より「これからの時代は免疫力の勝負になる」と述べ、とりわけ昨年からは「パンデミックがいよいよ襲来する」と分析を提示してきた。そして今年(2020年)、時代は一気にそうした流れとなった。これまで公開してきた未来分析に現実が追随したわけであるが、しかしそうした中でも現実は着実に進展し続けている。ここで立ち止まるわけにはいかない。  企業経営の最前線に立つ読者であればなおさらそ...
- 2025年05月03日

時代を読む――原田武夫 第81回

人類が「資質」で峻別される日 このコラムの読者は基本的に「富裕層」であり、かつ中でも経営者の方々が多いのではないかと拝察している。そうした経営者、あるいはより広い意味で組織のリーダーである方々が、日々格闘しているのが何といっても人事問題であろうことは疑いようのない事実だと思う。 「 AI (人工知能)の登場により、人間としての労働者の仕事は全て奪われる」―そう、主張されて久しい。もっとも...
- 2025年05月03日

アフロディテに誘われ、地中海の東果ての島へ

ギリシャ神話によると、地中海の西の果て、奈落との境をアトラスと呼ばれる神が支えていた。一方、東端、バルカン半島に守られた東地中海に浮かぶキプロスという島には、美と愛と性の女神、アフロディテが西風に運ばれてたどり着いた。  アフロディテは後にローマ神話でヴィーナスと呼ばれ、ボッティチェリの名画「ヴィーナスの誕生」で貝に乗って浜辺にたどり着くシーンが広く知られるように。海の泡から生まれたともさ...
- 2025年05月03日

会員制フレンチレストラン特別予約実施中

「パー レ セゾン」で初春を味わう 2020年12⽉にオープンした「香りの遊び」、「色彩の旅の体現」がコンセプトの南⻘⼭の会員制レストラン「パー レ セゾン」。⽉ごとに変わるコースメニューでは、店名にもなっている"四季"を旬の⾷材、花、ハーブなどを使⽤し料理で表現、春夏秋冬の様々な⾹りや彩りを季節の移ろいとともにお皿の上で体現している。  3月は、初春の香り漂うメニューを提供中。オプショ...
- 2025年05月03日

ショーファーたちの美学 Chauffer’s Aesthetics

平成ハイヤーが毎月の定額料金でとことん使い倒せる新たなハイヤーサービスを開始 従来、ハイヤーを利用するには主に二つの方法があった。一つは運行管理契約に基づくもの。快適で便利、ストレスフリーの移動ができるが、かなりのコストを要する。保証金など高額な前金を求められ、基本料金に諸費用の上乗せがあって月100万円前後はかかる。もう一つの方法はスポットという、必要に応じて依頼するスタイルだ。こちらは...
- 2025年05月03日

修善寺、揺れる春 Alfa Romeo

今、SUVが世界的なトレンドになっているといい、伝統的なブランド、アルファ ロメオも例外でない。 ステルヴィオはスポーツカーづくりでならした同社のDNAが込められた、類のないSUVだ。峠を越えて歴史ある名湯へのドライブには、スタイリッシュで、かつ運転の楽しいステルヴィオが最適だ。 ナイルスナイル会員特別招待 アルファ ロメオ ステルヴィオで行く 伊豆修善寺温泉 柳生の庄へのドライブの旅...
- 2025年05月03日

食語の心 第99 回

おいしさの条件 何度も書いてきたが、長期にわたるコロナ禍は、多くの人々を苦しめたが、その間に学んだことも少なくない。とりわけ「食べる」ということの本質を見つめ直す、いい機会になっただろうことは間違いない。飲酒を伴う外食や、多人数での会食などは、長期間にわたって自粛を強いられ、やむなく内食に専念した向きも多かった。  コロナ禍以前は、おいしいものを食べたくなれば外食、ふだんの家ご飯は簡...
- 2025年05月03日

美意識が集結したガラス工芸

創業から100年近い歴史を持つヴェネチアンアートグラスブランドのヴェニーニ。伝統的な職人技と、常に進化を続ける芸術性を見事に融合させ、モダンで美しいガラス工芸品を数多く生み出してきた。その歴史やこだわりをCEOのカルロ・ロンガニアーニ氏にうかがった。   Photo Satoru Seki Text Asuka Kobata 伝統工芸が盛んなイタリアにおいて、特に知名度の高い工芸品と言...
- 2025年05月03日

ミニマルに持ち歩く

グラマスのコインポケットを3名様に 「あなたの人生を豊かにする至高の逸品」をコンセプトに、本革を使用したスタイリッシュなデザインのiPhoneケースや革小物を展開しているグラマス。ブランド名の由来は、至高の逸品を意味する「Grand Masterpiece」で、製品を通じて「価値ある体験」を提供することを約束している。  ミニマルなスタイルで人気の「グラマス "ミーポ" ジャーマン シュ...
- 2025年05月03日

悠々たる隠れ家

日本屈指の温泉地である別府。その名湯と海を独占するリゾートで、日常から離れたおこもり旅はいかがだろうか。海と一体となるテラスに露天風呂とプール、ジャグジーを用意したジュニアスイートに滞在し、九州の海と山の幸をふんだんに用いた料理でゆったりと英気を養いたい。 別府八湯と呼ばれる八つの温泉郷を有し、温泉湧出量日本一を誇る別府市。至るところから湯けむりが上る、旅情あふれる街である。「アマネ リゾ...
- 2025年05月03日

先鋭と史実が出会う必然性 ロンドン

銀色に輝く英国の美しき系譜 剥き出しの配管類に多用されたガラス、何よりもギラリと 輝くメタリックな外装。写真で見る限り、伝統的な英国の 街並に馴染むことはなさそうな"ロイズ・オブ・ロンドン" だが、事実は異なる。これほど英国らしい現代建築は、他に はない。現地を訪れると、誰もが剥き出しに設置された全 面ガラスのエレベーターに目を奪われる。不定期に上下動 する様子は見ていて飽きる...
- 2025年05月03日

鶴岡の伝統野菜が旨い

北に鳥海山、南に出羽三山(月山、湯殿山、羽黒山)と東側は険しい山に囲まれ、西側は日本海に臨む山形県庄内平野。さらに、最上川や赤川といった大きな流れが大地を潤す、実り多き土地である。米どころとして知られているが、近年、この地で作られていた“伝統野菜"が注目されている。  中でも、“全国区"となったのがだだちゃ豆。産地である鶴岡では田を畑に転作し、だだちゃ豆を作る生産者も多いそうだ。他にも...
- 2025年05月03日

美術館が手掛けるアートなショコラ

岡田美術館開館5周年記念展「美のスターたち」の展覧会鑑賞券を3組6名様にプレゼント 箱根・小涌園にある岡田美術館のチョコレートブランド「Okada Museum Chocolate」では、専属ショコラティエ三浦直樹氏が手掛けるアートなチョコレートを岡田美術館のみで販売している。そんな箱根でしか購入できないチョコレートを都内で買える年に一度の機会が、日本橋三越本店で1月30日(水)から2月1...
- 2025年05月03日

なにわの大阪湾で遊ぶ

大阪の繁華街の賑わいは、東京のそれと比べるとずっと騒々しく人間臭い。距離感のとりにくい大阪弁が飛び交うのも一因だろう。新宿歌舞伎町に比べてネオンサインが派手なわけではないのだが、色合いや形が乱雑なためか一際明るく感じる。そんなワイルドさが、欧米人にファンキー・タウンとも呼ばれる魅力でもあるのだろう。  東京よりはずっと規模が小さいのに、大阪の繁華街で遊ぶにはかなりの気力と体力を要する。資金...
- 2025年05月03日

ショーファーたちの美学

Photo Masahiro Goda Text Junko Chiba  従来、ハイヤーを利用するには主に二つの方法があった。一つは運行管理契約に基づくもの。快適で便利、ストレスフリーの移動ができるが、かなりのコストを要する。保証金など高額な前金を求められ、基本料金に諸費用の上乗せがあって月100万円前後はかかる。もう一つの方法はスポットという、必要に応じて依頼するスタイルだ。こちらは合...
- 2025年05月03日

Space of Luxury

ドイツのアウディが自信を持って手がけるのが、最高級セダン、A8だ。 美しいスタイリングを始め、パワフルな走り、贅沢な室内、数々の安全装備と運転支援システム、さらに画期的な四輪操舵を採用するなど、マスターピースと呼ぶのにふさわしい仕上がりである。最高のクオリティーを持つこのA8で、忙しい日常を抜け出して、気分転換に横浜まで走った。 アウディは一貫して先進技術をうまく取り込んで、他にないクル...
- 2025年05月03日

「粋」を走る

日本橋といえば、粋の中の粋。「朝昼晩三千両の落ち処」と古川柳に詠まれたように江戸時代から、大金融、大散財の街であった。その日本橋の現在、過去、未来の“粋”を探しにエレガントなボルボV60で出かけた。 徳川家康が1603(慶長8)年に江戸幕府を開くと、城下町として急成長を遂げたのが日本橋である。全国各地から商人や職人が集まり、シンボルである「日本橋」が木造の太鼓橋として誕生したのもこの頃だ。...
- 2025年05月03日

黄金の秋を駆ける VOLVO XC60

蓼科の木々がほんのりと赤や黄に色づき始めた10月初旬、いつもより稲刈りが遅れ、そこには黄金に輝く稲が一面に広がっていた。その豊かな秋の自然美を凌駕するクルマ、ボルボ XC60で疾走した。 信州の山々の稜線にも、黄金の稲穂にも、美しさでは負けていないこのクルマがボルボであることは、そのディテール、シャープな線と曲線で立体的に造形されているデザインを見れば一目瞭然だ。躍動感にあふれ、一分の隙も...
- 2025年05月03日

地球環境に配慮したマイボトルを3名様に

中世英国の街並みを再現した宿泊施設兼国際研修センター「ブリティッシュヒルズ」より、サステナブル経営の一環として販売を開始した「BHマイボトル」(300ml・黒)を3名様に。同施設のギフトショップでしか購入できない限定品だ。 ブリティッシュヒルズ TEL0248-85-1322
- 2025年05月03日

幸せをもたらす住まい

以前にも増して選択肢が広がり続ける近年の住まいの在り方。外出するのではなく自宅でさまざまなことを楽しむというのがトレンドになりつつあり、より有意義な時間を過ごせる住まいが求められている。「幸せ」を感じる暮らしのワンシーンを思い浮かべながら、あなただけの理想の住まいを思い描いてみてはいかがだろうか。 近年、人々の価値観やライフスタイルはどんどん多様化している。それに伴い、住まいにも多くの役割...
- 2025年05月03日

暮らしと心の豊かさを紡いで半世紀

モダンインテリアの代名詞的存在、アルフレックスジャパンが創立50周年を迎えた。常に時代の先を見据え、家具を通して暮らしと心の豊かさを具現化してきた同社は、今後、「家具のある暮らし」をどうデザインしていくのか。 過去から今、そして未来へと視線を向ける2代目社長・保科卓氏に話をうかがった。 アルフレックスジャパンが設立されたのは1969年。 代表取締役社長の保科卓氏の父である先代の保科正氏...
- 2025年05月03日

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