
せせらぎが響く水庭に白木の橋が架かるアプローチ。ライトアップされた滝も印象的だ。現代的な和のしつらえが施された上質な店内へと着物をまとう女将に誘われ、特別なひとときを過ごすことができる。

本物を極めた
最上級のもてなし
最上級のもてなし
Photo Masahiro Goda Text Asuka Kobata
最上級のもてなしを堪能できるSANGA倶楽部
花街として栄えた昔ながらの街並みを残す、しっとりとした情緒にあふれる東京・神楽坂。2020年春、この街に、贅を極めた和モダンの空間で極上の料理がいただける料亭「神楽坂 さんが」がオープンした。
静謐な趣のエントランス扉を抜けると、三段の滝から流れ落ちる水の音が響き、かぐわしい木の香りにふわっと包まれる。白木の橋をわたり奥に進むと驚かされるのは、細部にまで美しい意匠が施された空間と随所にしつらえられた美術品。アプローチの先には、鹿児島県から取り寄せた高級ひのきのバーカウンターが存在感を放つ。ここは待ち合わせや食事の前後に利用できるスペースで、その背面には食事を楽しむ個室が並ぶ。天井には屋久杉を始めとする貴重な木材を用い、ジョージ・ナカシマデザインの桜製作所のテーブルや椅子、日本画家の千住博の作品などに囲まれて、至福のひとときが過ごせる空間だ。2階は茶室を模して技巧を凝らした個室に、芸術的な盆栽や水景、北大路魯山人の書などが配され、洗練された一流のしつらえに感性が刺激される。
もちろん料理やサービスも申し分ない。厳選食材を用いた会席料理は、季節を感じさせるおまかせコース。会員になると、事前に要望すればオーダーメイドで作ってもらうこともできる。訪れるたびに四季折々の変化を堪能できる料理が供され、ゲストを楽しませてくれる。
この粋な料亭だが、実はSANGA倶楽部に入会した会員と、会員の紹介者のみが足を踏み入れることができる。限られた人だけの特別な場所だからこそ、プライバシーが守られたなかで行き届いたサービスを受けることができるのだ。
静謐な趣のエントランス扉を抜けると、三段の滝から流れ落ちる水の音が響き、かぐわしい木の香りにふわっと包まれる。白木の橋をわたり奥に進むと驚かされるのは、細部にまで美しい意匠が施された空間と随所にしつらえられた美術品。アプローチの先には、鹿児島県から取り寄せた高級ひのきのバーカウンターが存在感を放つ。ここは待ち合わせや食事の前後に利用できるスペースで、その背面には食事を楽しむ個室が並ぶ。天井には屋久杉を始めとする貴重な木材を用い、ジョージ・ナカシマデザインの桜製作所のテーブルや椅子、日本画家の千住博の作品などに囲まれて、至福のひとときが過ごせる空間だ。2階は茶室を模して技巧を凝らした個室に、芸術的な盆栽や水景、北大路魯山人の書などが配され、洗練された一流のしつらえに感性が刺激される。
もちろん料理やサービスも申し分ない。厳選食材を用いた会席料理は、季節を感じさせるおまかせコース。会員になると、事前に要望すればオーダーメイドで作ってもらうこともできる。訪れるたびに四季折々の変化を堪能できる料理が供され、ゲストを楽しませてくれる。
この粋な料亭だが、実はSANGA倶楽部に入会した会員と、会員の紹介者のみが足を踏み入れることができる。限られた人だけの特別な場所だからこそ、プライバシーが守られたなかで行き届いたサービスを受けることができるのだ。