
(左から)干し貝柱と干しエビの凝縮感を堪能する品、シシトウガラシとシソのピリ辛赤味噌あえ、スルメイカの肝ポン酢あえ。どれもごはんがどんどんすすむ、ごはんのおともに最適なおかずだ。

ごはんの力 1
Photo Masahiro Goda Text Izumi Shibata
「虎白」小泉瑚佑慈さんの“ごはんがすすむおかず”
香り、旨み、甘み、食感……ごはんのおいしさは、これらさまざまな要素が重なって作り上げられるもの。そして、土壌環境や天候によるところもあるが、何より生産者の手間ひまかけた“技術"によるところも大きい。日本で何千年と稲作が続いてきて、より旨い米を作る技術が継承されてきた。このことに感謝しながら、ごはんをおいしく食べるための“最強のおかず"を虎白の小泉瑚佑慈さんに教えてもらった。
料理人、虎白の小泉瑚佑慈さんのごはんの好みはこうだ。
「 口に入れてすぐに『おいしい!』と感じ、そして一粒ずつかみしめるうちに、じわじわとお米本来の味わいが増す。食感、味、香り全体のおいしさも強く迫ってくる。そんな印象に炊き上がるごはんが好きですね」と、小泉さん。
つまり、張りがあり、一粒ずつの味わいが感じられ、かみしめるほどに米の旨みが口に広がっていくようなごはんである。
料理人、虎白の小泉瑚佑慈さんのごはんの好みはこうだ。
「 口に入れてすぐに『おいしい!』と感じ、そして一粒ずつかみしめるうちに、じわじわとお米本来の味わいが増す。食感、味、香り全体のおいしさも強く迫ってくる。そんな印象に炊き上がるごはんが好きですね」と、小泉さん。
つまり、張りがあり、一粒ずつの味わいが感じられ、かみしめるほどに米の旨みが口に広がっていくようなごはんである。