PAGE...1|2
(左)右から、ナルトタイ 純米原酒 水ト米(ミズトコメ)、鳴門鯛 大吟醸、ナルトタイオントゥ・ザ・テーブル純米大吟醸、鳴門鯛 吟醸しぼりたて生原酒(生缶)。(左中)200年以上、地元で愛され続けている鳴門鯛。現代のはやりの味を反映しつつ、地元の人の舌にしみついた蔵の伝統的な味が受け継がれている。(右中)フランスのソムリエだけが審査する蔵マスター2019では「ナルトタイ 純米原酒水ト米」が720の出品酒の中からトップ14を通過。プレジデント賞も視野に!(右)本家松浦酒造場の中庭に笑顔で立つ、10代目蔵元の松浦素子さん。ここには、100年以上前の古い米蔵が残っている。かつて米問屋だった証しだ。
酒づくりで重責を担う杜氏(とうじ) を務めるのは、蔵元の弟、松浦正治さん。
11年前から杜氏として「米の味がしっかりしながら、バランスのよい酒づくり」を追求している。
 本家松浦酒造場の代表銘柄「鳴門鯛」は、ぴちっと跳ねる鯛のラベルで知られる、地元で愛され続けている酒だ。徳島屈指の老舗蔵だけあって、その名付け親は当時の県令(県知事)。
「鳴門海峡の激流をのぼった鯛は、格別だとされる。この鳴門の鯛と同じように、酒の王になるように」という県令の思いが込められている。
 日本酒には、はやりがある。だが、昔のイメージで「鳴門鯛は甘い」と地元の人からは、そういわれるそうだ。
果実を思わせる華やかな香り、米をしっかり感じる、旨い酒である。

●本家松浦酒造場 徳島県鳴門市大麻町池谷柳の本19 TEL0120-221-158 narutotai.jp
PAGE...1|2
LINK
GOURMET
神田裕行 真味只是淡
>>2014.10.30 update
GOURMET
和歌山発酵食紀行
>>2015.2.2 update
GOURMET
テイスティングを通して 酒の未来を考える
>>2015.12.15 update
GOURMET
究極の純米大吟醸“獺祭”をXEX愛宕で
>>2009.8.10 update
RESTAURANT
萬屋おかげさん
>>2009.1.9 update

記事カテゴリー