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海、客船をモチーフにしたインテリアをしつらえた特別個室。ドリンクはワイン、特に発泡酒に注力。手ごろな価格で提供するシャンパーニュや、珍しいカヴァをそろえている。
「ワールドダイニング」では、コース、アラカルトの両方のスタイルで料理を提供する。メニューに並ぶのは、フランス、イタリアといったおなじみの国に加え、ノルウェー、メキシコ、アルゼンチン、エジプト、インドなどの料理の数々。特にコースは、食事を通して世界一周ができる仕立てだ。そのコースに並ぶのは、例えばノルウェー伝統の魚のマリネ「グラバラックス」をベースにした皿。サーモンのマリネにしっとりと火を入れ、たっぷりの北海道産のイクラ、香り高いディルのソースと合わせている。「冷製モロヘイヤとクスクス」では、エジプトを代表する料理の一つであるモロヘイヤのスープを洗練の味に仕立て、なめらかで滋味深い冷製の一品とする。
 また、「本場の味を、日本人の味覚にほどよく寄せています」と石河氏。そのバランスは、実際に世界各国を訪れ、現地の空気と味を知っているからこそ可能なもの。「六本木は世界中から人が集まる街。この街らしい、多国籍を生き生きと感じられる料理を心がけています」。異国に心が飛ぶよう要点を押さえつつ、食べやすい。そんな料理でゲストを魅了する。
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