
「ねぎは真っ黒になるまで炭火でゆっくり焼くと、すごくおいしくなる」と話した石川氏。地鶏の料理には、中身だけを出して使った。もちろん、このまま塩をつけて外側ごと中と一緒に食べても旨い。
トロトロのねぎと、じわっとくる旨みの地鳥
二皿目は「鶏のねぎソース」。皮をパリパリに焼いた鶏肉が真ん中でドン!と存在感を放ち、真っ黒に丸焼きして中身だけを取り出した真っ白なねぎが周りを飾る。あんが入っているとはいえ、これほどトロトロになったねぎは、なかなか味わえない。かむごとに地鶏らしい適度な歯ごたえ、深いコクとじわっとくる旨みが奏でる食感と味わいのハーモニーが素晴らしい。

鳥取地どりピヨ×大山の白ねぎ 「皮をパリパリに焼いた鶏をガン! きれいな白ねぎをバーッ!」と配した一皿。「ねぎをパカッと割って、中だけ食べる」ところが面白い。ジューシーな地鶏と、ほどよく甘い“ヌル”の旨みを堪能できる。