PAGE...1|2|3|4
鳥取和牛×東郷湖のシジミ 鳥取和牛は「さっぱり系好き」の石川秀樹氏好み。「いろんな部位を使ってみたい」と石川氏。また東郷湖のシジミは、「スープがしっかり出るし、身もおいしい。シジミのスープは蕗の薹と合うんですよ」と言う。
春を告げる「初めての味」
石川氏にとって鳥取の食材との出合いは「初めて」に近いものがあるとか。これまで使ったことがあるのは、「松葉がに」(ズワイガニ)くらいのものだそうだ。それだけに新鮮な驚きがあっただろうし、腕が鳴ったのではないだろうか。
 さて、一皿目は「シジミしゃぶしゃぶ」。食す方としてもシジミのスープでいただくしゃぶしゃぶは初めての体験。肉のきれいなピンク色がサーッと変わっていくのも待ちきれないくらいワクワクした。このスープがまた美味! 「ずーっと飲み続けていたい」やさしい味わいにうっとりするほどだ。肉の旨さはもちろんのこと、弾力性のある寒シジミの身と、薬味の「揚げてたたいた」蕗(ふき)の薹(とう)が、口の中で春を告げているような、「初めての味」だった。
PAGE...1|2|3|4
LINK
GOURMET
食在鳥取――うまいもん三昧
>>2021.12.22 update
GOURMET
若狭を揚げる
>>2014.6.16 update
CULTURE
菌興椎茸協同組合の原木椎茸
>>2018.7.26 update
GOURMET
食楽聖地・鳥取
>>2021.1.5 update
CULTURE
JAとっとり西部の白ねぎ
>>2018.7.26 update

記事カテゴリー