
2003年に神楽坂に石かわをオープン。以来、ミシュランの三つ星を獲得した料理人、石川秀樹氏は、食材を生かし、創意工夫を凝らし、この店でしか味わえない料理への挑戦を続けている。

佳味芳醇
Photo Masahiro Goda Text Junko Chiba
「神楽坂 石かわ」の石川秀樹氏が、鳥取の食材を使って、石かわならではの料理に仕立てた3品を紹介。
鳥取自慢の食材を石かわへ直送。旬の食材から自由にチョイスし、料理してもらう。それが今回の趣向だ。
「ほぼ全部、使いましたね。今回は使わなかったブロッコリーなども含めて、どれもおいしかったので。例えば鳥取和牛。試しに『うで』とあった部位を塩して焼いてみたら、これがめちゃくちゃ旨い! 僕、さっぱり系が好きで、いい牛だなぁと思いましたね。今日は撮影を考慮して、色のきれいなサーロインを使いましたが。また『鳥取地どりピヨ』って言うんですか、適度な歯ごたえがあるのに柔らかくて、ジューシーで、味がしっかりしていました。鶏は、普段店では使わないけれど、鶏好きの僕には大満足の食材です。あと、粒が大きくて身に弾力のあるシジミも、粘液の“ヌル"をたっぷり蓄えた白ねぎも、肉厚の椎茸(しいたけ)も、本当にいいものばかりでした」
「ほぼ全部、使いましたね。今回は使わなかったブロッコリーなども含めて、どれもおいしかったので。例えば鳥取和牛。試しに『うで』とあった部位を塩して焼いてみたら、これがめちゃくちゃ旨い! 僕、さっぱり系が好きで、いい牛だなぁと思いましたね。今日は撮影を考慮して、色のきれいなサーロインを使いましたが。また『鳥取地どりピヨ』って言うんですか、適度な歯ごたえがあるのに柔らかくて、ジューシーで、味がしっかりしていました。鶏は、普段店では使わないけれど、鶏好きの僕には大満足の食材です。あと、粒が大きくて身に弾力のあるシジミも、粘液の“ヌル"をたっぷり蓄えた白ねぎも、肉厚の椎茸(しいたけ)も、本当にいいものばかりでした」