厨房では客席の方に向いた木下シェフがまないたを前にして、肉の塊を切ることから始まり、オーブンやグリルを駆使してさまざまな調理をし、そして皿の上に野菜のガルニチュールなどとともに美しく盛りつけるところまで、それがまるで一つの芸術のような動きだ。
旨い肉を食べたければキノシタへ、というのが世のグルメの言うところだが、まさにその言葉通り。さまざまな肉を、それこそ冬はジビエとよばれる狩猟肉まで、目利きして選び、熟成させ、調理し、という全ての過程において卓越しているから、予約が絶えないのだろう。
●レストランキノシタ
東京都渋谷区代々木3-37-1 エステートビル1F TEL03-3376-5336 www.restaurant-kinoshita.com
旨い肉を食べたければキノシタへ、というのが世のグルメの言うところだが、まさにその言葉通り。さまざまな肉を、それこそ冬はジビエとよばれる狩猟肉まで、目利きして選び、熟成させ、調理し、という全ての過程において卓越しているから、予約が絶えないのだろう。
●レストランキノシタ
東京都渋谷区代々木3-37-1 エステートビル1F TEL03-3376-5336 www.restaurant-kinoshita.com


(上)「リブロースの芯の部分のステーキ」。焦げ目をつけたあとオーブンを使い休ませながら焼いた絶妙な火加減で、脂の香りもかぐわしい。肉のだしにシェリービネガーとハチミツとマスタードを合わせたムータルドソースで食べる。(下)黒毛和牛とホルスタインの交雑種のものだが、サシの状態が素晴らしいA5級のリブロース(2,500g)。「脂もとてもいい香り」とシェフはこの肉に惚れこんでいる。