PAGE...1|2|3
「アスルメンディ」でのエネコ・アチャ・アスルメンディ氏。斬新なセンス、ユーモアとパワー、食材と故郷に対する温かい思いにあふれる彼のクリエーションは、彼の人柄そのものを反映している。
エクスペリエンスを提供
故郷であるバスク地方の料理人であることに強い誇りを持ちながら、斬新な世界も追求するアスルメンディ氏。林や葡萄畑が広がる自然の中に立つ、ガラス張りのモダンな建物であるレストランで、彼がゲストに提供しているのは総合的な「エクスペリエンス」だという。
 店に訪れたゲストがまず足を踏み入れるのが、植物園のように緑があふれるガラス張りの部屋。ここでバスクの白ワイン、チャコリとともに、バスケットに入れて運ばれてくるフィンガーフードをつまむ「ピクニック」の時間を過ごす。その後キッチンに移動し、スタッフの明るい歓迎を受けながらアミューズを楽しむ。次いで、「グリーンハウス」と呼ばれる鉢植えやジオラマが並ぶ部屋で、エンターテインメント性に富む料理をスタッフの実演とともに、コーナーごとで体験。こうしてサプライズの時間を過ごした後に、ゲストはダイニングのテーブルについて、モダンスパニッシュの最先端を行く9品の独創的な料理からなるコースを堪能する。ちなみに同店の営業は金曜と土曜を除いてランチのみ。降り注ぐ日の光と輝く緑の中でバスクを体感する参加型劇場――独自の世界観を持つレストランを、アスルメンディ氏は作り上げた。
資料請求HPはこちら
PAGE...1|2|3
LINK
GOURMET
Roppongi Cuisineの新鋭たち
>>2017.11.27 update
GOURMET
神田裕行 真味只是淡 第七回
>>2015.2.18 update
GOURMET
並木通りのフレンチ
>>2014.8.21 update
GOURMET
“東京最高のレストラン” 5人にインタビュー
>>2009.1.13 update
STYLE
コンラッド東京総料理長×山田チカラが創作する驚愕のモラキュラー
>>2012.5.31 update

記事カテゴリー