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(左)神楽坂 虎白 小泉瑚佑慈(こいずみ・こうじ)ミシュラン三つ星、神楽坂 虎白の料理長。同じく三つ星の「石かわ」の石川秀樹氏に師事し、28歳で虎白を託された。正統派の日本料理の格調高さと、日本料理ではあまり使わない他ジャンルの食材を取り入れる自由さ、楽しさを調和させる。(右)すっきりと洗練されたデザインの外観も魅力の「バルミューダ ザ・ゴハン」。中には2重に釜が収まり、釜と釜の間に生まれる蒸気の熱で、静かに米を炊く構造となっている。
小泉氏は今回、バルミューダ ザ・ゴハンに合わせて3品のおかずを紹介してくれた。1品目は、干しエビと干し貝柱をもどし、油で炒めて醤油、鷹たかの爪などを入れ出汁で煮たもの。「和風XO醤ジャン」とも呼べそうな凝縮感のある旨みは、クリアなごはんと合わせることで品よく、凛(りん)とした存在感を示す。2品目は、シソとシシトウガラシをごま油、赤味噌とともに炒め、ゴマやすりおろしニンニクで風味を加えた品。ニンニクや赤味噌入りのピリ辛風味が、ごはんとコントラストを作る。そして3品目は、スルメイカの肝の裏ごしを溶かし入れたポン酢でスルメイカの身をあえたもの。柑かん橘きつの爽やかな酸味と肝のコクをまとったイカの身を、粒感がはっきりとしたごはんをかみしめながら、じっくりと味わう。
 「ザ・ゴハンで炊いたごはんは、キレがよい。おいしく、かつ主張し過ぎないので、料理とよくなじみます」と小泉氏。
 全く新しい構造の炊飯器を開発したバルミューダについて「既成概念にとらわれずチャレンジを続ける。『もっと、いいものができるはず』と信じて、常に開拓のチャンスをうかがう。こうした姿勢が僕の料理に対する考え方にかなり近いなと感じています」。
 ごく身近な存在である「ごはん」に対してであっても、革命的なアプローチは可能―バルミューダのごはんは、小泉氏の料理人としての創作魂を刺激したようだ。

●バルミューダ TEL0120-686-717
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