

(上)五島ワイナリーの一番人気は、ナイアガラのスパークリングワイン。「焼酎文化だが五島の人に五島ワインを飲んでほしい」と話す北川さん。(下)長崎県初のワイナリーとして2014年4月にオープンした五島ワイナリー。島で栽培した葡萄で醸造もしたワインのリリースは今年で3回目。
それも無理な話ではないと思わせる、力強い助っ人が加わった。オーストラリアでワイン醸造の経験を持つ、アーロン・ヘイズさんだ。今まで特に苦戦していた赤ワインを彼に一任。早速、昨年の秋に収穫したマスカットベリーAの樽たる熟成に挑戦中だ。「香りも、味わいにも深みが加わり、続ければかなり面白いものができそう」とのこと。もう一人、東京のレストランでソムリエの見習いをしていた広崎岳さんも“島ワイン"に魅せられてやってきた。「一番人気のナイアガラのスパークリングは、五島の魚介料理とぴったり」だ。
島でのワイン造りに心血を注ぐ人たちの手により、年々おいしくなっている五島ワイン。今後のデキが楽しみで仕方ない。
島でのワイン造りに心血を注ぐ人たちの手により、年々おいしくなっている五島ワイン。今後のデキが楽しみで仕方ない。


(上)五島ワイナリーの工場長、北川久敏さんとニュージーランド出身のアーロン・ヘイズさん。フレンチオーク樽で熟成中のマスカットベリーAを試飲。(下)五島ワイナリーの商品。左からナイアガラのスパークリング、キャンベルアーリーのロゼスパークリング、デラウェアの白ワイン。