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(上)ネスプレッソのニーズを満たすのは、世界中のコーヒー豆総生産量の1~2%のみ。こうしたコーヒー豆は毎年同じ農家が栽培したものだ。カプセルコーヒー“グラン・クリュ”の中には、産地にこだわり単一原産国の質の高い豆のみを使用した「シングルオリジン」4種も取りそろえる。(左)ネスプレッソで使われるコーヒー豆は、毎年同じ農家から直接買い付けている。2015年末時点でネスプレッソが調達するコーヒー豆の80%以上が、AAAプログラムに基づいて収穫されたものである。今後もこの割合を増やすことが目標で、2020年には100%を目指している。
加えて2015年には、2011年に独立した新生・南スーダン共和国が30年ぶりにコーヒー豆を輸出したことでも話題となった。もともと同国にはコーヒー栽培の長い歴史があったが、30年以上にわたる地域紛争により大部分が破壊された。そこでネスプレッソは2011年から地域経済に沿った形でAAAプログラムを開始。現地の生産者とともにコーヒー生産の復活に取り組んできた。それがついに実を結んだのだ。同国ではすでに約500の生産者がAAAプログラムに参加し、協同組合の設立やインフラ開発などを実現している。今後は、このプログラムで2000もの小規模コーヒー農家を貧困から救うことを目標に掲げている。
 現在、このプログラムで作られたコーヒー豆は、カプセルコーヒー“グラン・クリュ"で使われる原料の約80%にまで到達。これを2020年までに100%とすることが最終目標だ。この一杯が社会貢献にもつながっている――そう考えれば、いつものコーヒータイムもより一層深い味わいになるというものだ。
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