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細部に至るまで贅の限りを尽くしたスイート。
新生リッツ パリ
4年の時を経て生まれ変わったリッツ パリの魅力
15 Place Vendome――ヴァンドーム広場15番地。パリに多くのホテルあれど、アドレスだけでホテルの名前がすっと頭に浮かぶのは、ここくらいだろう。パリきっての美しい広場。名だたる宝石商が立ちならぶ一隅に、その名を誇らしげに掲げているのが、「リッツ パリ」だ。
 新世紀を迎える直前、1898年にホテル王セザール・リッツが、フランス料理界の第一人者だったオーギュスト・エスコフィエと組んでオープンさせたラグジュアリーホテル。前代未聞のリュクスと美食は、ココ・シャネル、アーネスト・ヘミングウェイ、マルセル・プルーストら、パリが最高に輝いていた時期のアーティストたちを魅了。彼らはこのホテルの住人となり、数多の傑作を世に送り出した。
 現在のオーナーは、モハメド・アルファイド。1997年8月、ダイアナ元英国皇太子妃がアルファイドの息子ドディと最後の夜をここで過ごし、ホテル裏口から出て自宅に向う途中に事故死したのは、今も多くの人々の記憶に残っているだろう。
 ホテルの歴史始まって以来初の大改装がスタートしたのは2012年秋。4年近くが経った2016年6月、新たな「リッツ パリ」の扉が開き、世界中でこの時を待ち焦がれていたリッツラバーらが早速、彼らが愛したホテルの新しい姿を愛でに集まった。
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