






(上左)ドメーヌ・レヌッチの4代目当主、ベルナール・レヌッチ氏が手掛けたワイン。(上中)花崗岩の風化による砂質の深層部は粘土砂質の土壌。テロワールを重んじたブドウ栽培方法をとる。(上右)展示されているアンティークのブドウ圧搾機。(下左)ドメーヌ・レヌッチでは、積極的に近代的な設備にしたり、栽培面積を広げるなどの努力を続けている。(下中)歴史あるドメーヌであることを物語るアンティーク。ワインボトルにコルクをはめる道具。(下右)左からソムリエの永田氏、レヌッチ氏、野口シェフ。
コルシカワインの次世代リーダー、ドメーヌ・レヌッチ
コルシカ島の北西端、カルヴィにあるドメーヌ・レヌッチは、野口シェフらが今回拠点とした都市バスティアから険しい山道を行き、その山間に位置する。降水量が少なく、山から吹きおろす風に絶えずさらされている、ブドウ栽培には最適な環境だ。この地で1850年からファミリーで受け継いできたドメーヌ・レヌッチ。カーヴの隣には、試飲・販売スペースが併設されており、アンティークのブドウ圧搾機や、ワインボトルにコルクをはめる道具などが展示され、このドメーヌの歴史を語っている。
4代目当主ベルナール・レヌッチ氏は、その伝統を継承しながらも最新の設備を導入し、異なった区画のブドウを混ぜたり、今まで行っていなかった新樽での熟成をしたりと、時代に合わせた新しい挑戦を続けている、コルシカワインの次世代リーダーである。そのワインは永田氏もコストパフォーマンスが高いと評するが、フランス国内のほか、スイスと日本にしか輸出していないという希少なワインの中から、今回のイベントのために、コルス・カルヴィ・ヴィニョラ・ブラン2014とコルシ・カルヴィ・ヴィニョラ・ルージュ2012を選んだ。
4代目当主ベルナール・レヌッチ氏は、その伝統を継承しながらも最新の設備を導入し、異なった区画のブドウを混ぜたり、今まで行っていなかった新樽での熟成をしたりと、時代に合わせた新しい挑戦を続けている、コルシカワインの次世代リーダーである。そのワインは永田氏もコストパフォーマンスが高いと評するが、フランス国内のほか、スイスと日本にしか輸出していないという希少なワインの中から、今回のイベントのために、コルス・カルヴィ・ヴィニョラ・ブラン2014とコルシ・カルヴィ・ヴィニョラ・ルージュ2012を選んだ。