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(左)創刊以来、「テロワール」(風土性)を重視してきた「ゴ・エ・ミヨ」の精神を受け継ぎ、「ゴ・エ・ミヨ ジャポン」では創刊初年度の取り組みとしてプロフェッショナルを対象とした「ゴ・エ・ミヨ ツアー in 北陸」を開催。「ラ・グルイエール」のシェフであり、フランス版「ゴ・エ・ミヨ」で2016年の最優秀シェフ賞を獲得したアレクサンドル・ゴチエ氏や、フランス農事功労章者協会名誉会長の中村勝宏氏などが福井・石川・富山の三県を訪れた。(右)ゴチエ氏や中村氏は、「開花亭」(福井県)の畑地久満氏、「つば甚」(石川県)の川村浩司氏、「レヴォ」(富山県)谷口英司氏とともに、ワークショップで交流の講習会を行った。(写真提供:ガストロノミー&パートナーズ)
ゴ・エ・ミヨ ジャポン創刊
フランスの美食ガイドブック日本語版を発行
1962年、アンリ・ゴとクリスチャン・ミヨという二人の食ジャーナリストが発行した「パリのレストランガイド」。それは10年後の1972年、美食ガイド「ゴ・エ・ミヨ」へと発展を遂げ、2016年12月にはアジア初となる日本語版「ゴ・エ・ミヨ ジャパン」が創刊される。
 緻密な調査による新しい才能の発見に定評のある「ゴ・エ・ミヨ」は、ポール・ボキューズ、アラン・シャペル、ジョエル・ロブション、ベルナール・ロワゾー、ギィ・マルタン、レジス・マルコン、ミシェル・トロワグロなどのグランシェフを始め、ヤニック・アレノのような気鋭のシェフまでをいち早く見出し、さまざまな賞やプログラムを設けて飛躍させてきた。またレストランや料理人だけでなく、優れた食材や食器、サービスまでを評価の対象とし、各国に擁する食のプロフェッショナルの強力なネットワークにより世界にアピールしている。
 「ゴ・エ・ミヨ ジャポン」の創刊号では東京および北陸三県(福井・石川・富山)のフランス料理店、イタリア料理店、日本料理店(料亭・割烹・鮨)の計300~400店舗を対象として調査を開始。フランス版と同じく、食のプロフェッショナルに対する七つの賞を用意する他、今後は食材や食器の生産者にも同じく表彰の機会を設け、日本の食文化を支えているプロフェッショナルたちを幅広くクローズアップする予定だ。

●ガストロノミー&パートナーズ TEL03-6809-2426 gm-p.co.jp
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