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(左)パテ・ド・カンパーニュ 590円 豚肉に鶏レバーを加えて作った「レストランオギノ」オリジナルのパテ・ド・カンパーニュ。コクがありながら後味はすっきりしていて、いくらでも食べたくなるNo.1人気メニュー。
(右)エゾジカのカレー 250g×2パック 1,620円 エゾシカの肉に豚足や豚耳を加え、赤ワインをたっぷり使った洋風カレー。「自然に育ったエゾシカは実に贅沢な食材。このエゾシカを濃厚な味わいのカレーにしました」とシェフ。
「おいしいフランス料理が、日本でも毎日の食卓に並ぶくらい大衆化したら面白いな、と思って」と、荻野シェフ。初対面でも屈託なく打ち解ける、明るい人柄。だからこそ、全国各地の生産者にも愛される。
 「皆さん、その時一番おいしいものを、ニコニコ笑って山ほど送ってくれるんです。一軒のレストランじゃさばけない量でも、通信販売や惣菜店があれば有効活用できる。それで、お店やメニューが増えました」
 人と人とのつながりに、自然と導かれてきた。人の紹介で豚肉を買いに行った北海道で、畑を荒らすエゾシカを大量に駆除していることを知り、食材を一切無駄にせず、全てを使い切るフランス料理の考え方にのっとり、エゾシカで人気のあるロースやモモだけでなく、前脚やバラ肉を使ったカレーを作った。牛肉は宮古島の農家に頼み、黒毛和牛を無農薬栽培のサトウキビの搾りかすで育ててもらっている。栄養過多の配合飼料で太らせ、無理にサシを入れるより、健康な牛の肉が欲しかったからだ。すると、赤身の味わいが濃く、黒毛和牛ならではの脂も入った、とてもいい肉ができた。
 無農薬や減農薬、無添加にこだわるのは、自身が人工的なものに敏感な体だから。レストランでまかないだけを食べるうちに、添加物を受け付けなくなった。「食べる人のことを考える生産者とだけ、お付き合いさせてもらっています」とほほ笑む。 
 安心安全でおいしくて、そして楽しいのがオギノ流。食卓を元気にしてくれる極上の惣菜を、ぜひ一度、食べてみてもらいたい。

※紹介した商品はターブルオギノ代官山、東急渋谷フードショー、エキュ-ト品川で販売中

●ターブルオギノ代官山 東京都渋谷区代官山町14-10 Luz代官山1F、2F TEL03-6277-5715 www.table-ogino.com
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