「正直、イタリア料理の料理人として、『日本の牛肉はイタリアと全然違う!』と思った時期もありました。でも、日本の素材でしか表現できないおいしさもある。今は、イタリア料理の骨格を理解した上で、それを日本の食材の魅力を伝える方法として活用する、完全に、日本の食材に寄り添う方向を目指しています」
実際、ランプはサシの少ない部位ではあるが、黒毛和種である以上、イタリアの牛に比べたらサシはしっかりと入っている。「でも、それが日本の牛なんです。私がしたいのは、赤身がしっかりと旨く、サシもある程度入った尾崎牛のランプのおいしさを最大に表現すること」。味わい深い赤身と上質な脂が調和する尾崎牛だからこそ、付け合わせである、みずみずしさと素直な個性が持ち味の日本の野菜と合う。リストランテらしい繊細な表現とも相性が良い。
「尾崎牛は、まさに『日本ブランド』だと思います。日本に根差し、かつ、高いクオリティーを実現している」と、本多さん。
日本を代表するリストランテのシェフが、信頼と誇りを持って扱う食材。尾崎牛は、そのポテンシャルを確実に備えている。
●リストランテ ホンダ
東京都港区北青山2-12-35 TEL03-5414-3723 ristorantehonda.jp
実際、ランプはサシの少ない部位ではあるが、黒毛和種である以上、イタリアの牛に比べたらサシはしっかりと入っている。「でも、それが日本の牛なんです。私がしたいのは、赤身がしっかりと旨く、サシもある程度入った尾崎牛のランプのおいしさを最大に表現すること」。味わい深い赤身と上質な脂が調和する尾崎牛だからこそ、付け合わせである、みずみずしさと素直な個性が持ち味の日本の野菜と合う。リストランテらしい繊細な表現とも相性が良い。
「尾崎牛は、まさに『日本ブランド』だと思います。日本に根差し、かつ、高いクオリティーを実現している」と、本多さん。
日本を代表するリストランテのシェフが、信頼と誇りを持って扱う食材。尾崎牛は、そのポテンシャルを確実に備えている。
●リストランテ ホンダ
東京都港区北青山2-12-35 TEL03-5414-3723 ristorantehonda.jp


(左)繊細でありながら、力強い料理。細部まで研ぎ澄まされていながら、活気がありリラックスできる店内。それがリストランテ ホンダであり、シェフ本多哲也さんの個性だ。日本の素材とイタリア料理に対する情熱を、綿密な調理と温かいもてなしで両立させる本多さん。お客はもちろん、生産者からの信頼も厚い。(右)尾崎牛を幅広の生パスタとともに味わう「尾崎牛と黒キャベツのラグー パッパルデッレ」。尾崎牛のランプの塊肉を煮崩れないようひもで縛り、焼き色をつけてから肉の出汁で2~3時間煮込んだ。一緒に煮た黒キャベツは国産で、優しく甘い味わい。尾崎牛のパワフルながら繊細な旨みと抜群に相性が良い。