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銀杏と海老の進上椀/鮑のころも揚げ/うなぎの粽(ちまき)/いちじく 胡麻とうふクリームがけ/うにのクリスピーポテト巻き/鮪の造り トリュフ風味
 神田さんは、こうした最強のラインアップを覚悟していた。
「本当にいいものは、実にきれいに熟成していくんだなと改めて実感しました。月日を経てなお、緊張感を保っているし、生命力に満ちています。例えば、クリュッグ コレクション 1985というシャンパーニュは、まさにその極みです。30年も経っているのに、自然のままで力強い。こうして時を経たシャンパーニュには、小手先では立ち向かえない、そんな“すごみ"があるんです。それを支えているのは、葡萄の力であり、大地の力だと考えています。だから、合わせる料理は、日本の自然の力をダイレクトに食べることができるようなものがいいと思いました。ちょうど日本の食材もおいしい時期です。だから極上の“日本の自然"を食べていただきたいと、食材には妥協しませんでした。松茸、鮪、宮崎牛、いちじく……私の好きな食材を徹底的にそろえました(笑)」
 これらの食材は、神田さんがクリュッグのシャンパーニュに感じている「トースティーなフレーバー、クリーミーなアロマ、さわやかなハーブのタッチ」という三つの要素を盛り込んで料理できると考えたもの。クリュッグのシャンパーニュに合わせて、11 品からなるコース(うち3品がオポンツェンスキーさんによるもの)が提供され、即完売、キャンセル待ち多数の中で、予約を成し得た幸運なゲストらが、そのマリアージュを心ゆくまで楽しんだ。
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