PAGE...1|2|3|4|5|6
名門ワイングラスブランドであるリーデルとコラボレーションした「リヴィール エスプレッソ グラス」でテイスティング。「軽いタイプは口の広いグラス、重いタイプは口の狭まったグラスで。抽出してからすぐに飲まず、クレマとコーヒーの層が明確に分かれてから飲むのがいい。グラスのほうがその飲みごろがわかりやすい」という。

ワインテスター ソムリエ 大越基裕(おおこし・もとひろ)
1976年北海道札幌市生まれ。バーテンダーからサービス業界に入り、ワインに魅せられ渡仏し帰国後ソムリエになる。2001年より銀座レカンのソムリエとして入社。さまざまなコンクールや実践で経験を積んだのち、さらにワインの奥深さを知るために再渡仏。栽培学と醸造学を学び帰国。2009年に銀座レカンのシェフソムリエに就任。2013年6月より独立しワインテイスターとして活動。ワインの本質、マリアージュの素晴らしさを伝えることをモットーに、日本とフランスのデュアルライフにて、その他の国も周りながら、最新情報をもとにワインコンサルタントやレストランのワインディレクター、アカデミー デュ ヴァンでの講師や講演、執筆など常にワインの分野で精力的に活動する。日本酒や焼酎、カクテル、コーヒー等と食のマリアージュを提案している。



プレゼントの応募はこちらから会員ログイン
ソムリエ・大越基裕がネスプレッソ定番23種のコーヒーをテイスティング
ネスプレッソの23種のカプセルコーヒー“グラン・クリュ"が展開するコーヒーの世界には、ワインにも似た複雑に絡み合う香りと味わいの奥深さがある。ワインを知り抜いたソムリエの大越基裕さんは、その秀逸な感性で種々のネスプレッソの“グラン・クリュ"をどう表現するのか。すべてをテイスティングしてもらった。

 ネスプレッソのイベントに出演したことをきっかけに、ソムリエの大越基裕さんがネスプレッソの世界に足を踏み入れて1年余り。自宅でも朝に夜に繰り返し23種のコーヒーを味わい、それぞれの持つ豊かな個性をテイスティングリストに記録しているという。
 「香りと、苦み・酸味・焙煎度・コクの四つに分けた味わいを強さの度合いにより5段階でつけています。テイスティングのコメントは、ワインとほとんど変わりありません。同じ液体だし、果実を原料とする農産物なので。違いと言えば、ワインの『渋み』がコーヒーになく、コーヒーの『苦み』がワインにないところ。コーヒーの味わいの表現としては、ワインのように渋みを使わないかわりに苦みを用います。先日、ネスプレッソのスイス本社で開催された「Coff ee Sommelier Program」で産地や焙煎方法などによる違いも勉強してきましたが、皆さんにより身近で楽しんでいただけるように『香りと味わいの表現者』に徹しています」
 大越さんはまた、「こういう食べ物と合わせるとおいしいな」「朝飲むと、爽やかに一日のスタートが切れるな」「こってりした食事の後にすっきり感が得られるな」などと感じたことを、イメージを含めてメモしている。
 「ネスプレッソのコーヒーにこんなに味わいのバリエーションがあったのかと教えられる思い。それに熟成によって味が激しく変化するワインと違い、コーヒーは挽ひ きたての味を保つことが大事。そのために特別なカプセルを開発したところにも、ネスプレッソの豆に対する相当なこだわりを感じます。味わいの違いを楽しみながら、好みのものを見つけたり、合わせる食べ物やその時の気分やシチュエーションに応じて選んだり、コーヒーの楽しみ方の幅が広がります。僕自身、ライフスタイルの中で自分の求めるものを楽しんでいる感じですね。一方で、テイスティングリストも一度つけたら終わり、ではなく飲むごとにコメントを加えています。またワインをブラインドでテイスティングする感覚で、一つの味わいに対する感性を鍛えています」
PAGE...1|2|3|4|5|6
LINK
GOURMET
五感でネスプレッソを楽しむ一夜
>>2016.3.24 update
GOURMET
ネスプレッソの新たな世界 ワインのようにグラスでコーヒーを楽しむ
>>2016.12.27 update
STYLE
いつでも自分好みのコーヒーを うまみは味とデザインにあり
>>2010.11.12 update
GOURMET
ネスプレッソ「タイムカプセル」イベント開催
>>2015.3.30 update
STYLE
ネスプレッソの試飲&実演を! 会員限定ランチイベント開催
>>2011.3.4 update

記事カテゴリー