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(上左)約170店舗が出店する心斎橋パルコの御堂筋に面したエントランス。(上中左)地下1階の改札前出入り口付近にはVERDYの巨大グラフィックが。(上中)地上2階から10階までは大丸心斎橋店本館と連絡通路でつながる。(上中右)12階には空山基による「Sexy Robot_infiniti floating」を展示。(上右)屋上にある藤川勇造の「飛躍」の像は旧そごう大阪店にあったもの。(下左)13階には五十嵐威暢がデザインしたパルコのネオンサインを展示。(下中左)旧そごう大阪店から受け継いだ鶴丸梅吉のモザイクタイル「天空」。(下中)心斎橋筋商店街に面するエントランス。(下中右)地下1階のエントランス付近にはゴジラ像を展示。(下右)大丸心斎橋店本館と調和を図りながらも「ドレープ」で躍動感を表現。
また、「“パルコは若い"というイメージが強いかもしれませんが、そこを払拭しながら、上質な商品と情報を発信していきます。感度の高いミレニアル世代やニューリッチ層、その上の世代もターゲットです」とも。そこで鍵となるのが、同じJ.フロント リテイリングのグループ店で、隣接する大丸心斎橋店との連携だ。「大丸とパルコ、それぞれの旗艦店規模のビルが隣接するという特殊性を生かし、互いを強化、補完できるのが強みです。たとえば百貨店に取り入れるのが難しい大型雑貨店やシネコンは、パルコで補完する。この2館は2階から10階までの各階に連絡通路があるので、スムーズに行き来できます。伝統と革新を、2館一つで楽しんでいただきたいです」
 心斎橋エリアは近年、御堂筋にハイブランドの旗艦店が並ぶことなどから、インバウンドの来訪者で埋まる街となっていった。それゆえコロナ禍の影響が大きく、実際、昨年は街全体がひときわ静まるという状況となってしまった。しかしこのところは、日本人の客足が戻ってきている。「パルコのオープンで、心斎橋全体の客足がさらに活性化するよう、狙っています」という。
 威風堂々とした御堂筋沿い、活気ある心斎橋筋商店街、ストリート系の充実した堀江、雑多な魅力があふれる道頓堀界隈。隣接する街を含め、豊かな表情を見せるのが心斎橋エリアの魅力だ。心斎橋パルコはこの地で、新しいランドマークとして大きな役割を果たしていくに違いない。

●心斎橋パルコ
大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-8-3
TEL06-7711-7400  shinsaibashi.parco.jp

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