松島の島々と月見をことのほか愛したのが、仙台藩の戦国大名伊達政宗だ。
1922年にはアインシュタインが、松島に月を見るために訪れたという。政宗はもちろん、芭蕉の句にも松島の月が詠われている。が、ああ、松島やという句は実は芭蕉ではなく、後世の狂歌師のものだとか。
最終島の朴島まで小一時間、630円、仙台藩の宝島だったという伝説のある島だ。高い防波堤に守られた小さな漁村で、民宿の看板を掲げた家も。
思わず船から身を乗り出すと、波止場で牡蠣を剝いていた漁師さんに「4時半が最終便だから、降りたら帰れないよ」。随分と遠くにきたような気がした。
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伊達政宗公の騎馬像。
伊達家の文化と桃山文化を仙台、松島に花咲かせた政宗。松島博物館の一画に残された観瀾亭も伊達一族が月見御殿として移築したもの。1922年にはアインシュタインが、松島に月を見るために訪れたという。政宗はもちろん、芭蕉の句にも松島の月が詠われている。が、ああ、松島やという句は実は芭蕉ではなく、後世の狂歌師のものだとか。

松島湾の水面に映る美しい月の姿は「金波」「銀波」と呼ばれ、多くの文人墨客を魅了してきた。
ホテルから望めた松島の奥に位置する浦戸諸島に魅かれて、松島湾の西端塩釜湾から芭蕉と同じ船のルートで、島民の利用するフェリーに乗った。海苔や牡蠣の養殖場を縫うように、浦戸諸島の4つの有人島に寄港する。最終島の朴島まで小一時間、630円、仙台藩の宝島だったという伝説のある島だ。高い防波堤に守られた小さな漁村で、民宿の看板を掲げた家も。
思わず船から身を乗り出すと、波止場で牡蠣を剝いていた漁師さんに「4時半が最終便だから、降りたら帰れないよ」。随分と遠くにきたような気がした。

松島では260ほどある島々を遊覧船で巡ることができる。
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