

美しい健康長寿を目指して
Photo Masahiro Goda Text Koko Shinoda
人生120年時代に向かう今、健康長寿を体の内外心までトータルで考える自由が丘クリニック。いつまでも美しく健康なライフスタイルを実現するために必要なものとは何か。理事長の古山登隆氏をたずねた。
目黒区自由が丘は、閑静な住宅街と瀟洒な商店街、豊かな四季を映す街並みが文化人にも愛され、常に住みたい街の上位にランクされている。その一画の白い優雅なビルに、27年前に開業した自由が丘クリニックはある。6階建て2000㎡におよぶ、日本最大の総合美容クリニックだ。
「山手線内側の雑居ビルにあり、週刊誌に頻繁に宣伝する、という当時の美容外科の常識とは真逆のことをしました。最初は半会員制をとり、今では1万人に。僕自身も自由が丘に住み、地域密着型を目指すことで、責任ある治療を念頭に、地元の人々との交流も大切にしてきました」
と話すのは当クリニック理事長の古山登隆氏。現在は年間1800名余が訪れ、海外からの顧客や男性も増えた。非常勤を含め医師は30名、そのうち10名は大学教授でもある。
「21世紀に入り、老化の仕組みが次々と明らかになり、人生120年とも言われる時代に向かっています。美しい健康長寿人生を願う一人ひとりに合わせた、内(体の内側)、外(体の外観)、心(健やかで幸せな状態)この3方向からのトータルなアプローチが、近年のモットーです」
これには腹八分目の食事、適度な運動、良質な睡眠などを心掛けて、長寿遺伝子と言われるサーチュイン遺伝子を活性化させることをキーに、健康長寿を目指す。このサーチュイン遺伝子に働きかけることができるのが、NMNという物質で、近年その効能が臨床実験で確認された。
この「不老長寿の薬」とも言えるNMNは緑黄野菜などにもわずかに含まれているが、サーチュイン遺伝子を活性化させるには、含有量の高いサプリメントとして摂取するのが効果的だ。
「NMNサーチュインブースター」は、自由が丘クリニックのドクターズプロダクトとして、35種のオーガニックスーパー食材、ポリフェノールの一種であるレスベラトールなどを配合し、医薬品工場基準で昨年製品化されたもの。「年齢を感じさせないライフスタイルをサポートする」ためのNMNサプリメントだ。
理事長・古山登隆氏(画像・左)。1981年北里大学医学部卒業後、同大学医学部形成外科入局、87年同大学形成外科研究員、医学博士取得、88年同大学形成外科講師、95年自由が丘クリニック開設、2005年横浜市立大学医学部非常勤講師、19年国立大学法人千葉大学医学部形成外科非常勤講師。日本の大学病院における“美容外科”を本格的にスタートさせ、美容医療をリードしてきた業界のパイオニア的存在。20年3月には最新著書『解剖から学ぶヒアルロン酸注入療法』(メディカルレビュー社)を出版。
総院長・中北信昭氏(画像・中)。1982年北里大学医学部卒業後、同大学医学部形成外科入局、86年神奈川県立こども医療センター形成外科、90年横浜南共済病院形成外科医長、92年北里大学医学部形成外科講師、99年同大学医学部形成外科准教授、2007年自由が丘クリニック院長、17年同クリニック総院長。美容外科手術全般を担当しているが、鼻の美容手術と顔面骨格形成手術を最も得意とする。『VOGUE JAPAN』の「名医が受けたい名医」特集では、外科医が選んだ手術部門の第1位を獲得した。
院長・佐藤英明氏(画像・右)。1990年北里大学医学部卒業。91年北里大学形成外科入局、95年横浜南共済病院形成外科、96年佐久総合病院形成外科、97年いちだクリニック美容外科、99年日本形成外科学会専門医取得、2001年北里研究所病院美容医学センター医長、02年自由が丘クリニック美容外科・形成外科、07年北里研究所病院形成・美容外科部長、美容医学センター長、17年自由が丘クリニック院長。美容外科手術だけでなく注入やレーザーなどの非手術療法にも精通し、日本で数名しかいないボトックス・ヒアルロン酸の注入指導医でもある。
「山手線内側の雑居ビルにあり、週刊誌に頻繁に宣伝する、という当時の美容外科の常識とは真逆のことをしました。最初は半会員制をとり、今では1万人に。僕自身も自由が丘に住み、地域密着型を目指すことで、責任ある治療を念頭に、地元の人々との交流も大切にしてきました」
と話すのは当クリニック理事長の古山登隆氏。現在は年間1800名余が訪れ、海外からの顧客や男性も増えた。非常勤を含め医師は30名、そのうち10名は大学教授でもある。
「21世紀に入り、老化の仕組みが次々と明らかになり、人生120年とも言われる時代に向かっています。美しい健康長寿人生を願う一人ひとりに合わせた、内(体の内側)、外(体の外観)、心(健やかで幸せな状態)この3方向からのトータルなアプローチが、近年のモットーです」
これには腹八分目の食事、適度な運動、良質な睡眠などを心掛けて、長寿遺伝子と言われるサーチュイン遺伝子を活性化させることをキーに、健康長寿を目指す。このサーチュイン遺伝子に働きかけることができるのが、NMNという物質で、近年その効能が臨床実験で確認された。
この「不老長寿の薬」とも言えるNMNは緑黄野菜などにもわずかに含まれているが、サーチュイン遺伝子を活性化させるには、含有量の高いサプリメントとして摂取するのが効果的だ。
「NMNサーチュインブースター」は、自由が丘クリニックのドクターズプロダクトとして、35種のオーガニックスーパー食材、ポリフェノールの一種であるレスベラトールなどを配合し、医薬品工場基準で昨年製品化されたもの。「年齢を感じさせないライフスタイルをサポートする」ためのNMNサプリメントだ。
理事長・古山登隆氏(画像・左)。1981年北里大学医学部卒業後、同大学医学部形成外科入局、87年同大学形成外科研究員、医学博士取得、88年同大学形成外科講師、95年自由が丘クリニック開設、2005年横浜市立大学医学部非常勤講師、19年国立大学法人千葉大学医学部形成外科非常勤講師。日本の大学病院における“美容外科”を本格的にスタートさせ、美容医療をリードしてきた業界のパイオニア的存在。20年3月には最新著書『解剖から学ぶヒアルロン酸注入療法』(メディカルレビュー社)を出版。
総院長・中北信昭氏(画像・中)。1982年北里大学医学部卒業後、同大学医学部形成外科入局、86年神奈川県立こども医療センター形成外科、90年横浜南共済病院形成外科医長、92年北里大学医学部形成外科講師、99年同大学医学部形成外科准教授、2007年自由が丘クリニック院長、17年同クリニック総院長。美容外科手術全般を担当しているが、鼻の美容手術と顔面骨格形成手術を最も得意とする。『VOGUE JAPAN』の「名医が受けたい名医」特集では、外科医が選んだ手術部門の第1位を獲得した。
院長・佐藤英明氏(画像・右)。1990年北里大学医学部卒業。91年北里大学形成外科入局、95年横浜南共済病院形成外科、96年佐久総合病院形成外科、97年いちだクリニック美容外科、99年日本形成外科学会専門医取得、2001年北里研究所病院美容医学センター医長、02年自由が丘クリニック美容外科・形成外科、07年北里研究所病院形成・美容外科部長、美容医学センター長、17年自由が丘クリニック院長。美容外科手術だけでなく注入やレーザーなどの非手術療法にも精通し、日本で数名しかいないボトックス・ヒアルロン酸の注入指導医でもある。