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滑らかな食感で煮崩れしにくいシンシアを皮切りに、光沢ある赤皮のシェリー、風味が良く油との相性が抜群のサッシー、溶けるような食感のアローワなど、すでに12のオリジナル品種を種苗登録し、独占的に販売している。一方で男爵薯、メークインを始めキタアカリ、デジマ、インカのめざめなどの一般品種も販売。ジャパンポテト代表取締役社長の青木隆雄氏は「今は売上の10%に満たないオリジナル品種を10年以内に50%にしたい」と意欲的だ。
「一番の目的は、今世界で求められている、ジャガイモシストセンチュウに対する抵抗性のある品種を提供すること。抵抗性のない一般品種は今のうちに切り替える必要があるのです。あとはよりおいしく、料理バリエーションの広がるものを提供したいという思い。目下、20弱の品種が登録を目指して試験中です。一番の有望株はグウェンという品種。煮ても焼いても揚げてもおいしく、フランスでも次代を担う品種と注目されています。ただ種イモとして流通するまでには時間がかかるし、検査も厳しい。食卓に届くのは最短で3年でしょうか。これからが正念場です」
 ペルーで生まれ世界中に広がったジャガイモには、人々の命を養うすごい底力があると感じる。今後も多様な品種が開発される中で、より力強さを増していくだろう。
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