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(左)クロード・モネ 《ジヴェルニーの積みわら》 1884年 油彩/カンヴァス 66.1×81.3cm ポーラ美術館蔵(右)アンリ・マティス 《リュート》 1943年 油彩/カンヴァス 60.0×81.5cm ポーラ美術館蔵
ここではないどこかを
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「モネとマティス もうひとつの楽園」の鑑賞券を5組10名様に

箱根にあるポーラ美術館にて、4月23日から11月3日まで「モネとマティス もうひとつの楽園」が開催される。国内外31カ所から集められた約90点の名品がそろう展覧会だ。
 急速な近代化や度重なる戦争。混乱の時代だった19世紀から20世紀にかけて、クロード・モネとアンリ・マティスは、対照的でありながらも、庭や室内の空間を自らの思うままに構成し、現実社会の中に「楽園」を創り出した点において、深く通じ合う芸術家であったといえる。
 パリを離れジヴェルニーに終の住処を構えたモネは、邸宅に理想の庭を作り上げ、日々の暮らしの中で睡蓮を主題とした連作を制作した。一方、南仏に居を構えたマティスは、テキスタイルや調度品を自在に組み合わせ、演劇の舞台さながらに飾りたてた室内を描いた。モネの庭とマティスの室内、彼らにとって欠くことのできない主題であった「楽園」は、制作の場であり、生きる環境でもあったのだ。同展覧会では、印象派のモネとフォーヴィスムのマティス、対照的な二人の芸術家がいかにして「楽園」を創り上げ、作品に昇華していったのか、その背景に迫る。
 モネの《睡蓮》をはじめ、日本には数少ないマティスの作品をじっくりと鑑賞できる貴重な機会となるだろう。

会場:ポーラ美術館
会期: 2020年4月23日(木)~11月3日(火・祝)まで ※会期中無休
開館時間:9:00~17:00 ※入館は閉館の30分前まで
TEL0460-84-2111
www.polamuseum.or.jp

>>「モネとマティス もうひとつの楽園」の鑑賞券を5組10名様に
応募締め切り:3月26日(木)まで

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