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(左から)「土偶」縄文時代晩期 紀元前1000~紀元前400年岡田美術館蔵、「深鉢形土器(火焔型土器)」縄文時代中期 紀元前 3000~紀元前 2000年 岡田美術館蔵、「饕餮文方罍」中国・殷(商)時代後期 紀元前 14~紀元前11世紀 岡田美術館蔵、「灰陶加彩男性俑」中国・前漢時代 紀元前2世紀 岡田美術館蔵
箱根で感じる
古代の造形美
特別展「DOKI土器!土偶に青銅器展」の鑑賞券を5組10名様に
日本と東洋の美術品を展示・公開する美術館として、2013年の10月に箱根・小涌谷に開館した岡田美術館。全5階の屋内展示室に、100%源泉かけ流しの足湯カフェ、自然が美しい庭園、昭和初期の日本家屋を改築した飲食施設など、広大な敷地に箱根ならではの見どころを備えている。また、美術館正面を飾る縦12m、横30mの風神・雷神の大壁画「風・刻(かぜ・とき)」(福井江太郎作)は圧巻だ。館内では、近年人気の高い伊藤若冲の作品を含む日本絵画や、日本・中国・韓国の陶磁、日本の漆工品や江戸ガラス、重要文化財を含む仏教美術など、常時約450点の作品を展示。ゆとりのあるスペースにベンチを設け、じっくりと鑑賞することができる。
 現在開催中の特別展「DOKI土器!土偶に青銅器展―はにわもいっしょに古代のパレード―」では、力強さと繊細さを兼ね備えた造形美を持つ土器、愛らしい土偶や埴輪、威厳あふれる中国の青銅器など約80点とともに、中国との交流の中で発展した初公開のペルシア陶器を展示している。さまざまな手法で飾られた日本の縄文土器と重厚で綿密な文様が特徴の中国の青銅器、個性的でバラエティに富んだ日本の土偶や埴輪と生き生きとした表情が目を引く中国の傭。日本と中国の名品を見比べることができるのは、幅広い東洋美術を収蔵する同美術館ならではの魅力だ。
 数々の美術品はもちろん、足湯に庭園散策など、多彩な楽しみが待っている岡田美術館に、一度足を運んでみてはいかがだろう。

>>「DOKI土器!土偶に青銅器展」の鑑賞券を5組10名様に
応募締め切り:11月28日(木)まで

会場:岡田美術館
会期: 2020年3月29日(日)まで
休館日:12月31日、1月1日、展示替期間
開館時間:9:00~17:00 ※入館は閉館の30分前まで
TEL0460-87-3931
www.okada-museum.com

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