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《ニースの窓辺》 1928年 油彩/キャンバス 島根県立美術館蔵
表現の革新を続けた
色彩の魔術師
「ラウル・デュフィ展 絵画とテキスタイル・デザイン」の鑑賞券を5組10名様に
明るい色彩に躍動感あふれる独自のスタイルで知られ、近代フランス絵画を代表する画家の一人であるラウル・デュフィ。観る者に軽やかな高揚感を抱かせ、生きることの楽しさや喜びを素直に描き上げた彼の作品は、今もなお、世界中の人々に愛されている。
 10月5日より開催される「ラウル・デュフィ展 絵画とテキスタイル・デザイン」では、モダンで優雅な絵画と、ファッションの王様と称されたデザイナー、ポール・ポワレが使用した絹織物を含むデュフィのテキスタイル関連作品が一挙に展示される。陽光があふれる穏やかな南仏の海と活気ある室内を描いた≪ニースの窓辺≫をはじめ、美術学校時代から晩年の優れた絵画作品まで貴重なコレクション16点を公開。さらにリヨンの絹織物製造業、ビアンキーニ=フェリエ社のために手がけた布地のデザイン原画や下絵、当時のオリジナルの絹織物や版木など多数のデザイン関連資料に加え、復刻生産されたデュフィデザインのテキスタイルを使用した衣装など、全152点がそろう。
 絵画とテキスタイル・デザインという2つの表現媒体を越境し、生み出された数々の作品群を展観しながら、デュフィが目指した表現の本質と、作品に付随する装飾性の意義に迫る展覧会だ。

会場:パナソニック汐留美術館
会期:10月5日(土)~12月15日(日)
休館日:水曜
開館時間:10:00~18:00(11月1日(金)、12月6日(金)は20:00まで)
※入館は閉館の30分前まで
TEL03-5777-8600(ハローダイヤル)
www.panasonic.co.jp/ls/museum
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応募締め切り:9月26日(木)まで
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