





(上左)「海の幸フランス料理」をテーマにした「ラ・メール ザ クラシック」。(上中)鮑ステーキ ブルーノワゼットソース(「ラ・メール」)。(上右)モーニングスープ(「ラ・メール」)。(下左)伊勢志摩ジビエ 鹿肉のロティ ベルシーソース(「ラ・メール」)。(下中)海の幸と卵のグラチネ(「ラ・メール」)。(下右)鮮魚の盛り合わせ(「浜木綿」)。
ホテルを語るうえで忘れてはいけないのが料理のすばらしさ。フランス料理「ラ・メール」「ラ・メール ザ クラシック」を始め、鉄板焼きレストラン「山吹」、和食「浜木綿」、カフェ&ワインバー「リアン」などがそろう。ちなみに、「ラ・メール ザ クラシック」ではその名のとおり、ホテル伝統の「海の幸フランス料理」を提供。ホテル総料理長でもある樋口宏江氏が腕を振るう「ラ・メール」では、伊勢志摩の持つ土地の恵みを生かした、新しい「海の幸フランス料理」が楽しめる。「鮑ステーキ こがしバター風味の軽いソース」「伊勢海老クリームスープ カプチーノ仕立て」など樋口シェフらしい軽やかで繊細な料理目当てに何度も足を運ぶ人も多い。「志摩産の鮑を、大根とともに下茹でするという手法で作られる「鮑ステーキ ブルーノワゼットソース」は、G7伊勢志摩サミットの際、各国首脳が食しているシーンもテレビに映し出されたスペシャリテ中のスペシャリテだ。口いっぱいに広がる磯と上質なバターの香り、そして、どうしてこれほどまで柔らかくなるのかという鮑に悶絶する。「伊勢志摩ジビエ 鹿肉のロティ ベルシーソース」は、すでにお腹が満たされていても軽やかにいただける、香り高く、やわらかな鹿肉だ。きっと木の実などのエサが豊富なこの地で、悠々と育ったのだろう。白ワインベースのソースとの相性もいい。
三重県出身で1991年の入社以来、シマカン一筋の樋口氏は、伊勢志摩の美味を繊細にそして華麗に昇華させ、G7伊勢志摩サミットではワーキング・ディナーを担当した。
ディナー後、フランスのメルケル首相は、食後、挨拶に来た控え目かつスマートなたたずまいの女性シェフを見て、「あなたが作ったの!」と驚いたという逸話も。
朝食は、ぜひその「ラ・メール」で供される、コース仕立てのものを賞味してほしい。卵料理は3種類から選べるがひときわ個性的なのが「海の幸と卵のグラチネ」。鮑や伊勢海老、雲丹、そして卵が混然一体となったグラタンのような、伊勢のガストロノミーを体現した皿となっている。
伊勢志摩の素材をいかした和食「浜木綿」の繊細な味わい、季節や風情を感じるプレゼンテーションにも思わず感嘆のため息がもれる。
三重県出身で1991年の入社以来、シマカン一筋の樋口氏は、伊勢志摩の美味を繊細にそして華麗に昇華させ、G7伊勢志摩サミットではワーキング・ディナーを担当した。
ディナー後、フランスのメルケル首相は、食後、挨拶に来た控え目かつスマートなたたずまいの女性シェフを見て、「あなたが作ったの!」と驚いたという逸話も。
朝食は、ぜひその「ラ・メール」で供される、コース仕立てのものを賞味してほしい。卵料理は3種類から選べるがひときわ個性的なのが「海の幸と卵のグラチネ」。鮑や伊勢海老、雲丹、そして卵が混然一体となったグラタンのような、伊勢のガストロノミーを体現した皿となっている。
伊勢志摩の素材をいかした和食「浜木綿」の繊細な味わい、季節や風情を感じるプレゼンテーションにも思わず感嘆のため息がもれる。