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 「輪島塩」は、口に含むと最初に磯の風味が感じられ、次に旨みがじゅわっと広がり、最後にすっきりとした甘みがあります。「のと珠洲塩」は、インパクトはやさしくなめらかですが、旨みが広がる時の磯の香りは「輪島塩」と一緒。同じ海であることが分かります。同じ能登の海でも、波の荒い外海の輪島産の塩はパンチがあって力強く、比較的穏やかな内海の珠洲産は繊細で柔らか。塩の味から海の姿を思い浮かべることができ、面白いですね。輪島産の塩は、脂の強い牛肉などの脂っぽさを消し、旨みを引き出してくれるでしょう。珠洲産の塩は、野菜や淡泊な魚介類の味を際立たせてくれます。

1. 日本海の荒波を感じさせる力強さ
2. ほのかな磯の香り
3. キリッと引き締まった味わい
4. 口中にじゅわっと広がる旨み
5. すっきりとした甘み

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ソムリエ若林英司のテイスティング 第1回 京都の水
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