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椛澤一(かばさわ・はじめ)
リエイ代表取締役社長兼会長。東京都生まれ。創業は1972年、銀座でレストランを3店舗経営。80年理栄産商設立。88年リエイに社名変更。道路舗装業界の作業員宿舎向け給食サービスを機に、社員寮などの福利厚生施設の受託運営事業で成長。2000年から介護事業に参入。現在は祖業の「食」を強みに企業法人福利厚生事業や、介護事業を国内外に展開している。
ホスピタリティーが見える介護
Photo TONY TANIUCHI Text Mayumi Sakamoto
ホスピタリティーという計り知れないものを具現化し、食とともにマネジメント。おいしいものを食べて、楽しく快適に過ごしてもらうことに注力している。
それは介護ではなく“快護”。リエイの介護サービスには、人生100年時代を生き抜くヒントが隠れている。
銀座でのレストラン事業から始まり、食とホスピタリティーを根幹に、人から人への生活サービスを展開するリエイ。企業の福利厚生施設や学生寮の運営も行う同社が介護事業を始めたのは、「当社の持てるノウハウや理念をそのまま生かせると考えたから」と代表取締役社長兼会長の椛澤一氏は話す。「介護を高齢者への生活サービスと捉え、“介護から快護へ"をコンセプトに、癒やしあふれる快適な暮らしの提供を第一に考えています。なかでも毎日の楽しみの一つである“食"は一番の強みだと自負しています」 年間1300万食を提供し、介護事業を手掛ける会社としてはトップクラス。介護食を始め、企業や学校などの給食、パーティーのケータリングまで幅広く展開している。
 早くからアジアにも目を向けた同社は、2003年にはタイに現地法人を設立し、アジアの介護事業展開の第一歩を標した。アジアの癒やしを知る機会を得て、「ロイヤルセラピー」という独自のリラクゼーションサービスを開発している。タイ保健省直轄機関から普及権利を取得し、高齢者向けにアレンジしたフットケアやハンドケアはその一つ。入居者に安心感を与え、癒やしと上質なくつろぎの時間を提供している。
 タイでの実践をきっかけとし、2011年には独資で現地法人を設立し、中国に進出を果たす。
「高齢化問題が深刻である中国はいかようにも絵を描ける真っ白なキャンバスと考え、中国での事業展開を決めました」
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