一流大学を卒業しても就職が難しい人がいる。日本の子どもたちは勤勉なのに、社会に出た瞬間、“使えない人材" “世界で通用しない人材"といわれてしまうのだ。企業が求めるのは、自ら目標を掲げ、やる気をコントロールし、多様な仲間と協働して課題解決できる“自立型人財"。これを中高生のうちに養うことができれば、受験は軽々と乗り越えられ、社会に出てからも輝くことができると、柿木氏はいう。モチベーション(やる気)がない場合、どうするのか。「やる気のないお子様に関しては、カウンセリングの時間を多くとり、モチベーションを上げるための様々な働きかけをしていきます。具体的には、過去の原体験や興味を深堀り、価値観を言語化して、知的好奇心を引き出すような本、イベントなどを紹介したりします。担当講師は、リンクアンドモチベーションで培われたモチベーションを上げる独自技術“モチベーションエンジニアリング"を習得しているので、そのつど適切な声がけをします。パートナーという言葉を使っていますが、講師は生徒さんに並走して、その人生で目指しているゴールに向かって一緒に走っていくというイメージ。こうした1対1のコーチングは当塾の強みであり、一番の価値と自負しています」

10人以下の少人数対話型授業は、講師や仲間と対話をしながら授業が進んでいくため、思考力や表現力を鍛えることができる。