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深い緑の中にたたずむサンカラホテル。都会の喧騒(けんそう)から遠く離れたこの場所に、非日常の空間が広がっている。客室はスイートからヴィラまで全5タイプ29室。いずれもウッドを基調としたアジアンモダンテイストだ。
Supreme Time
in YAKUSHIMA
太古に遊ぶ


Text Nile’s NILE
縄文時代からの生命が息づく太古の森、屋久島。固有種や希少種を含む多種多様な生物が分布するこの島は、他に類を見ない存在であり、島の約21%が世界自然遺産地域に指定されている。2010年にオープンしたサンカラホテルは、屋久島の豊かな自然を間近に感じながら贅沢な時間を過ごせる、オーベルジュ型リゾートホテルだ。
本土最南端の鹿児島県佐多岬から、南南西に約60㎞。太平洋上に浮かぶ屋久島は、東京23区ほどの面積に1000m級の山を40座以上擁し、その姿から洋上アルプスとも呼ばれている。海岸部から山岳部までの標高差が大きく、亜熱帯から冷温帯までの気候を有すること、多雨多湿な気候であることなどから、4000種類近くの動植物が生息。学術的にも注目を集めている“ 生命(いのち)の島”だ。
 そんな屋久島の南東部、海を望む高台に「サンカラホテル」は立つ。サンカラとはサンスクリット語で「天からの恵み」という意味。奇跡ともいえる環境を最大限に生かしたロケーションで、自然と共生し、その魅力を感じられる極上のホスピタリティーを追求している。
 同ホテルは、屋久島との共生を目指して“ For the YAKUSHIMA”を宣言。食材を地産地消することは、その取り組みの一環だ。鹿児島県を始めとする九州各地から旬の食材を調達し、館内二つのフレンチレストランで提供している。一つは、九州の地方料理を取り入れたシンプルでカジュアルなプリフィックス・スタイルの「アヤナ」。プールに面した開放的な店内は、リゾートらしい雰囲気だ。もう一つ、オープンキッチンを囲むカウンタースタイルの「オーカス」では、シェフが屋久島から得たインスピレーションを元に、フレンチの枠にとらわれない繊細な“屋久島キュイジーヌ"を振る舞う。他にも、エコ活動やイベント、自然保護のための基金など、屋久島の保全・発展に貢献している。

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