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(上)中央列左から、扉温泉明神館四代目兼ルレ・エ・シャトー日本・韓国支部長の齊藤忠政氏、神戸北野ホテルの総支配人・総料理長の山口浩氏、ヒカリヤ・ニシ総料理長の田邉真宏氏。(下左)扉温泉明神館で開催されたイベントには、ルレ・エ・シャトーのパートナーであるBMWの「ニューBMW i3」も登場。(下右)同じくパートナーであるMDH モエ ヘネシー ディアジオからは、料理とのマリアージュを楽しめるシャンパン。中でも「2006 グラン ヴィンテージ」は、洗練された複雑さとフルーティーな爽やかさで愛好家を魅了する。
当日はシェフ自らが料理をサーブし、おだやかな空気が流れる空間で、ゲストと会話を交えていた。このようなアットホームな雰囲気の中で食事を楽しめるのもまた、ルレ・エ・シャトーの魅力である。
「あくまで料理は人と人をつなぐツールです」と言う山口氏は、こう続ける。「これまでの道を築いてきた先輩方をリスペクトしながらも常に新しい進化を求め、そして後輩へ伝えていく。このように連鎖してきた料理は、シェフたちだけでなく、ゲストや生産者まで、時代を超えて人と人をつないでいくのです」。また田邉氏は、「100年以上前の蔵を改装したヒカリヤ・ニシなど歴史ある建物を含む土地の文化を、料理を通して次世代に伝え地域の活性化に生かしたい」と話す。フランス語で「リレー」という意味を持つ「ルレ」を名とするルレ・エ・シャトーが、料理を通して人と人をつなぎ、歴史や文化までを伝えていく。
 扉温泉明神館の四代目となる齊藤忠政氏は昨年、ルレ・エ・シャトーの日本・韓国支部長に就任。副支部長である山口氏とともに今後の展望を語る。「フランスを始めとする諸外国ではミシュランと同じように知名度のあるルレ・エ・シャトーですが、日本ではほとんど知られていない。メンバーを増やし、多くの人に知ってもらうことが、日本の食文化の向上にもつながると考えています」。11月にはヒカリヤ・ニシを含む3軒がメンバーに加わる。60周年という節目を迎えたルレ・エ・シャトーが、これから日本でどのような発展を遂げるのか期待がふくらむ。

●ルレ・エ・シャトー
TEL 0800-888- 3326
www.relaischateaux.jp
www.relaischateaux60.com/en
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