


(左)イベント会場となったのは、長野県松本市内にある「ヒカリヤ・ニシ」。100年以上前の蔵を改装したモダンで趣ある建物が、風情を醸し出す。(右上)オマール ブルーのサラダ仕立て 粒々キュウリとキャビア添え 海老味噌のドレッシングソース。(右下)甘鯛と生海苔のナージュ フェンネルのコンフィとミニキューリのグリエ。

ルレ・エ・シャトー
60周年の祝宴
60周年の祝宴
日本の名旅館5軒とオーベルジュホテル1軒がグラン・シェフとコラボレーション
1954年にフランスで誕生したルレ・エ・シャトーは、5Cという厳格な基準をクリアしたホテルとレストランのみをメンバーとする会員組織。5Cとは、Courtesy (心のこもったおもてなし)、Charm (洗練された魅力あるスペース)、Character (特色や個性あるスタイル)、Calm (落ち着きやリラックスできる場所)、Cuisine (質の高い料理)。メンバーになるためには、それらすべてに本物であることが求められる。
パリとニースをつなぐ街道にある8軒のレストランのオーナーたちが、パートナーシップを結ぶことで始まったルレ・エ・シャトー。今や世界64カ国520のホテルとレストランが加盟しているが、入会後もクオリティーを守るため、外部機関による定期的な審査が行われている。それにより、それぞれが高いレベルを保ちながら独自の個性を発揮し、進化を続けている。
60周年となる2014年は、120を超える食のイベントが開催される予定だ。日本では、別邸仙寿庵、扉温泉明神館、べにや無何有、あさば、強羅花壇、神戸北野ホテルという6軒の日本の全ホテル/旅館メンバーが、グラン・シェフとコラボレーション。そこでしか出合えないスペシャルメニューを提供する。
9月12日に開催されたのは、長野県の扉温泉明神館。フランス・ブルゴーニュの三ツ星レストラン「ラ・コート・ドール」(現「ルレ・ベルナール・ロワゾー」)のベルナール・ロワゾー氏に師事し、現在は神戸北野ホテルの総支配人・総料理長を務める山口浩氏が、会場となった松本市内にある扉温泉明神館とそのグループレストラン「ヒカリヤ・ニシ」の総料理長を務める田邉真宏氏と競演。ともに厨房に立ち、地元の食材を生かした独創的な料理を作り出した。
パリとニースをつなぐ街道にある8軒のレストランのオーナーたちが、パートナーシップを結ぶことで始まったルレ・エ・シャトー。今や世界64カ国520のホテルとレストランが加盟しているが、入会後もクオリティーを守るため、外部機関による定期的な審査が行われている。それにより、それぞれが高いレベルを保ちながら独自の個性を発揮し、進化を続けている。
60周年となる2014年は、120を超える食のイベントが開催される予定だ。日本では、別邸仙寿庵、扉温泉明神館、べにや無何有、あさば、強羅花壇、神戸北野ホテルという6軒の日本の全ホテル/旅館メンバーが、グラン・シェフとコラボレーション。そこでしか出合えないスペシャルメニューを提供する。
9月12日に開催されたのは、長野県の扉温泉明神館。フランス・ブルゴーニュの三ツ星レストラン「ラ・コート・ドール」(現「ルレ・ベルナール・ロワゾー」)のベルナール・ロワゾー氏に師事し、現在は神戸北野ホテルの総支配人・総料理長を務める山口浩氏が、会場となった松本市内にある扉温泉明神館とそのグループレストラン「ヒカリヤ・ニシ」の総料理長を務める田邉真宏氏と競演。ともに厨房に立ち、地元の食材を生かした独創的な料理を作り出した。