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道頓堀の湊町船着場から約30分の、サンセットクルージングとなる。名村造船所跡地に着く頃には、辺りはとっぷりと暗くなり、どんな饗宴が始まるのか。さらに胸が高鳴る。
確固とした哲学を持つメゾン
残暑がまだ厳しい9月、クリュッグの期間限定レストラン「Krug En Capitale」が大阪に出現した。これまでパリ、ロンドン、ミラノで行われた同イベントだが、日本で初めて大阪での開催となった。この“幻のレストラン"に予約をすると、ゲストに知らされるのは、集合場所のみ。ここからどこへ行くのかは秘密だ。こんなミステリアスで粋な演出に、思わず胸が弾んでくる。
 170年以上の歴史を持つシャンパーニュメゾン、クリュッグが造るシャンパーニュの魅力は、品質と個性を追求するという哲学が反映した、繊細にして心を打つ味わいにある。これは、創業者のジョセフ・クリュッグが、その年の気候に左右されずに最高級のシャンパーニュを造るために考え出した製法を6代にわたり守り続けているだけでなく、その精神も受け継いでいるからだ。創業者は「シャンパーニュそのものが歓びでなければならない」とよく話したという。「ボトルを開けた瞬間から、心からその場を楽しみ、歓びで満たされなくてはならない」のだ。こうしたクリュッグ伝統の精神を、現代に昇華させたのが「KrugEn Capitale」である。クリュッグのシャンパーニュを愛する世界の“クリュッグラバー"をいかに驚かせ、歓ばせることができるか。これもまた、クリュッグが果たさなければならない使命なのだ。
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