

(左)Stéphane Danton
1964年フランス・リヨン生まれ。リセ・テクニック・ホテリア・グルノーブルでホテル経営を専攻し、ソムリエの資格を取得。1992年に来日後、紅茶専門店などに勤務しながら、日本茶の可能性を切り開くための勉強を始めた。2005年東京・吉祥寺に「おちゃらか」1号店を開店。2014年に日本橋に「おちゃらかコレド室町店」をオープン。
(右)ダントンさんが手がけたフレーバーティーの数々。
1964年フランス・リヨン生まれ。リセ・テクニック・ホテリア・グルノーブルでホテル経営を専攻し、ソムリエの資格を取得。1992年に来日後、紅茶専門店などに勤務しながら、日本茶の可能性を切り開くための勉強を始めた。2005年東京・吉祥寺に「おちゃらか」1号店を開店。2014年に日本橋に「おちゃらかコレド室町店」をオープン。
(右)ダントンさんが手がけたフレーバーティーの数々。

出合う一瞬の味
Photo TONY TANIUCHI Text Rie Nakajima
「シガーも含めて、お酒と煙は、何百年も前から僕たちを楽しませてくれています。やっぱり、落ち着きますよね」
日本茶の可能性を広げるために、オリジナルのフレーバーティーを販売する茶商、ステファン・ダントンさん。彼の店「おちゃらか」には、フレーバーティーが目当ての若者はもちろん、各地の農家から集められた日本茶を求める大人や、クラシックな日本茶からフレーバーティーに興味を持った人、そして世界各国からの外国人など、さまざまな人が訪れる。
「最近では、お茶で何か面白いことをしようという企業やレストランの人も訪れます。僕がこの10年、種をまき続けてきたことが、ようやく実り始めているところ。日々、とっても高揚感があります」
長年、温めてきた企画が動いた時や、集中してお茶のブレンドをしていて、ふっといいものができた時。ダントンさんが楽しんでいるのが、たばこを吸うひと時だ。
日本茶の可能性を広げるために、オリジナルのフレーバーティーを販売する茶商、ステファン・ダントンさん。彼の店「おちゃらか」には、フレーバーティーが目当ての若者はもちろん、各地の農家から集められた日本茶を求める大人や、クラシックな日本茶からフレーバーティーに興味を持った人、そして世界各国からの外国人など、さまざまな人が訪れる。
「最近では、お茶で何か面白いことをしようという企業やレストランの人も訪れます。僕がこの10年、種をまき続けてきたことが、ようやく実り始めているところ。日々、とっても高揚感があります」
長年、温めてきた企画が動いた時や、集中してお茶のブレンドをしていて、ふっといいものができた時。ダントンさんが楽しんでいるのが、たばこを吸うひと時だ。