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夕暮れも近い木陰で昼寝をしていたライオンの群れ。たっぷり食事をとった後なのか、サファリ・カーが近づいても全く興味を示すことなく、だらしない格好で寝そべっていた。その油断しきっている姿が面白い。
自分好みの宿泊施設をチョイス
 ビッグ・ファイブと呼ばれるライオン、ゾウ、ヒョウ、サイ、バファローを見ることが旅行者にとっての目標だが、ヒョウや絶滅の危機にあるクロサイに出合う機会は少なく、ブッシュに潜んで姿を見せないチーターに遭遇できれば幸運といえる。
 レストキャンプの宿泊施設は、豪華な設備の高級なコテージから簡易なキャンプサイトまであるが、ロンダベルと呼ばれる円錐形をした草ぶき屋根の現地住民の住居を模したロッジなどもある。メイン・レストキャンプの一つで管理本部があるスククーザには180のバンガロー(内八つがハンディキャップに対応)、ロールイン・シャワーつきのリバーサイド・コテージなどを含め238ユニットと、80のキャンプサイトの宿泊施設がある。銀行や郵便局、売店、レストラン、レンタカー・オフィス、図書館、ガソリン給油所、救急医療などもあり、多くの施設はバリアフリーで、ゲーム・ドライブ用の車両にもリフトが設置されている。日帰りの旅行者用施設も完備し、観光案内所もあるので、レストキャンプは情報収集の上でも欠かせない。
低木の茂みや岩場に潜みアンテロープや鳥を狙うヒョウは、生後2年ほどは母親と行動を共にし、その後は単独で行動する。木の枝でくつろぐ姿を見かけるが、静かにこちらに向かって来た時の目は冷たく光っていた。
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