超高層メガポリスへと変貌する九龍半島
フェリーからの景観ハイライトは、ヴィクトリア・ピークに代表される険しい山並みと超高層ビルがなすドラマチックなスカイラインだった。が、2010年には香港最高484mの貿易センタービルが九龍半島南西先端に建った。その周辺の巨大な埋立地など、近年、都市変貌は九龍側のほうが著しい。(ヴィクリア・ハーバーは従来の3分の1が埋め立地に)
九龍という名前は、新界の向こうに広がる幾つもの山並みの背を龍に見立てて、名付けられたらしい。かつては香木の産地で、この香木が積み出さられる港として香港と名付けられたという。英国植民地時代、新界以北は虎狩の名所でもあった。統治下においても無法地帯とされた九龍城塞は、スラムのまま1994年まで存続した。
九龍半島側の風景を大きく変えることなったのは、1999年の啓徳国際空港の移転だ。高層ビルの高さギリギリに、機体のお腹をみせて爆音と共に離発着する飛行機は一帯の名物でもあった。空港の移転で九龍半島の建物高さ制限が緩和され、次々と超高層ビルが誕生した。現在香港は100m以上の超高層ビルが2400棟を記録、世界一多い。
九龍という名前は、新界の向こうに広がる幾つもの山並みの背を龍に見立てて、名付けられたらしい。かつては香木の産地で、この香木が積み出さられる港として香港と名付けられたという。英国植民地時代、新界以北は虎狩の名所でもあった。統治下においても無法地帯とされた九龍城塞は、スラムのまま1994年まで存続した。
九龍半島側の風景を大きく変えることなったのは、1999年の啓徳国際空港の移転だ。高層ビルの高さギリギリに、機体のお腹をみせて爆音と共に離発着する飛行機は一帯の名物でもあった。空港の移転で九龍半島の建物高さ制限が緩和され、次々と超高層ビルが誕生した。現在香港は100m以上の超高層ビルが2400棟を記録、世界一多い。
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