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屋久島に隠された、天の恵みサンカラ
屋久島の南部はどことなくトロピカルな雰囲気が漂い、南に広がる東シナ海の色合いも濃いように感じる。この海岸の岩場に、二つの天然露天風呂がある。一日2回、干潮時にのみ入浴できるので潮見表が張ってある。ほどよい湯加減ならば備え付けの入浴箱に100円を支払って、波に打たれながら温泉で寛げる。
 この海中温泉の近くに、江戸時代にここに密航したジョバンニ・シドッチ神父の上陸地がある。記念碑と小さな教会が建つ。荒井白石の西洋紀聞の基ともなる情報を提供したシドッチ神父は江戸に連れていかれ、42歳の生涯を遂げる。種子島でなく屋久島を選んだのは、山並みが故郷のシシリア島と似ていたからかもしれない。
 その東には山間に千尋の滝、海辺のトローキーの滝の中間、トイモ岳の麓にサンカラ・ホテル&スパが深い緑に守られてひっそりと佇む。山腹の道を上がりきると、背景の山並と東シナ海のパノラマを一望にする大きなプール・テラスが迎えてくれる。海からの涼風と樹林の匂いに包まれたテラスで、手絞りのたんかんジュースを頂きながらチェック・イン…、サンスクリット語で天の恵みを意味するサンカラ、を体感。
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