
(左)フランス産乳飲み子牛の骨付きロースを表面は香ばしく、中身はしっとりと焼き上げた。ハーブやレモンコンフィなどで味付けした野菜を添え、風味に変化をつける。
(右)甲殻類のブイヨンがベースのババロアにフヌイユのジュレと木の芽をのせ、キュウリと毛ガニ、アボカドのピュレ、フヌイユのアイスクリームを添えた。コクのあるババロアを清涼感ある香りで引き立てる。
(右)甲殻類のブイヨンがベースのババロアにフヌイユのジュレと木の芽をのせ、キュウリと毛ガニ、アボカドのピュレ、フヌイユのアイスクリームを添えた。コクのあるババロアを清涼感ある香りで引き立てる。
そして2011年春からは、99年に移転した並木通りの資生堂本社ビル建て替え工事に伴い、リニューアルを実施。2年半にわたる休業を経て、昨年の10月25日に“新生ロオジエ"が誕生した。
新しいロオジエに足を踏み入れてまず驚くのは、大きな円形の吹き抜けとその下に見えるダイニング。今まさに身を投じようとしている「非日常」の世界を俯瞰すると、気分が一層高揚する。地下のダイニングという見慣れない条件を、階段を一段下りるごとにゲストを別世界へ導き、感情をダイナミックに揺さぶる仕掛けに変えているのだ。
ダイニングは柔らかい白、ゴールド、ブロンズを基調とした空間。ピエール・イヴ・ロション氏による、モダンな均衡、華やぎ、そして温かみを備えたレストラン全体のデザインは、まさに東京随一のグランメゾンと呼ぶにふさわしいものだ。
新生ロオジエのシェフには、気鋭のフランス人シェフのオリヴィエ・シェニョン氏が抜擢された。シェニョン氏はパリとロンドンで経験を重ねた後に来日。「フランス料理の伝統的な手法をベースにした、軽やかで現代的な料理を心掛けています。コントラストのある風味使い、旬の日本の素材の活用などを通して、最高品質の素材をさらに引き立てる料理を作りたい」と話す。
優雅でモダンな空間。ゆったりと配されたテーブルの間を、颯爽と動きまわるサービススタッフ。美しく、インパクトのある料理。――この三つがそろった「劇場」を楽しむために、ゲストはロオジエに足を運ぶ。ロオジエは、銀座の街が持つ一流を貫く姿勢、格調ある娯楽性が凝縮したようなレストランなのだ。
●ロオジエ
東京都中央区銀座7-5-5
0120-156-051
losier.shiseido.co.jp
新しいロオジエに足を踏み入れてまず驚くのは、大きな円形の吹き抜けとその下に見えるダイニング。今まさに身を投じようとしている「非日常」の世界を俯瞰すると、気分が一層高揚する。地下のダイニングという見慣れない条件を、階段を一段下りるごとにゲストを別世界へ導き、感情をダイナミックに揺さぶる仕掛けに変えているのだ。
ダイニングは柔らかい白、ゴールド、ブロンズを基調とした空間。ピエール・イヴ・ロション氏による、モダンな均衡、華やぎ、そして温かみを備えたレストラン全体のデザインは、まさに東京随一のグランメゾンと呼ぶにふさわしいものだ。
新生ロオジエのシェフには、気鋭のフランス人シェフのオリヴィエ・シェニョン氏が抜擢された。シェニョン氏はパリとロンドンで経験を重ねた後に来日。「フランス料理の伝統的な手法をベースにした、軽やかで現代的な料理を心掛けています。コントラストのある風味使い、旬の日本の素材の活用などを通して、最高品質の素材をさらに引き立てる料理を作りたい」と話す。
優雅でモダンな空間。ゆったりと配されたテーブルの間を、颯爽と動きまわるサービススタッフ。美しく、インパクトのある料理。――この三つがそろった「劇場」を楽しむために、ゲストはロオジエに足を運ぶ。ロオジエは、銀座の街が持つ一流を貫く姿勢、格調ある娯楽性が凝縮したようなレストランなのだ。
●ロオジエ
東京都中央区銀座7-5-5

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