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(左上)ボゴタを望む(右上)サルサのナイトライフ(左下)学生街のグラフティ(右下)高層ビルも
「南米のアテネ」、標高2640m、首都ボゴタ
アンデス山脈に沿って南北約15kmに延びる広大なボゴタの町は、16世紀スペイン人による町づくりで碁盤の目のように整然としている。ボリバル広場がその中心にあり、教会と政府機関が集まる。広場周辺の旧市街地には博物館が幾つかあり、黄金博物館に並ぶ古代金細工のオブジェは妖しいほどに眩い。
 どことなくスペインに似た街並みは、鮮やかなグラフィティで埋め尽くされた裏通りに入ると、ラテン・アメリカの色合いが濃くなる。生き生きとしたグラフティは、今ではポップ・アートの観光名所に。近くに大学が多いため、通りは常に若者達の活気に溢れている。学校や博物館が集まっているため、ボゴタは「南米のアテネ」とも称されるとか。
 旧市街地から北に新市街地の高層建築がアンデスの山並みに迫るように林立する。その一方で山肌を這うようにバラックが犇めくスラムがあり、スカイラインに強烈な光と影を織りなす。新市街地のゾーナ・ロッサ(薔薇色の地区)と呼ばれる一帯は、洒落た店や高級ホテルやレジデンスが並び、治安もいい。
 通りにはカフェが並び、バーからはサルサの音楽。21世紀に入り本格的に再開したナイト・ライフ。それは、失われた数十年の長く熱い夜を取り戻そうとするかのように艶やかなライトに演出されている。
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