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(左)漢江(ハンガン)で最大の島、汝矣島(ヨイド)に位置する「コンラッド・ソウル」。(右)都心の憩いの場「汝矣島公園」。
ソウルの「今」と癒やしが
共存する「コンラッド・ソウル」
Text Aya Hasegawa
ソウル市の木・イチョウの意匠が随所に
「コンラッド」は、ヒルトンホテルグループの最高級ブランドだ。ヒルトンホテルの創業者でホテル王と呼ばれたコンラッド・ヒルトン(1887~1979年)の名を冠する。日本には、2005年に、「コンラッド」ブランドの日本最初のホテルとなる「コンラッド東京」が開業。2017年6月には、「コンラッド大阪」がオープンした。

 2012年に誕生した「コンラッド・ソウル」は、国会議事堂や証券取引所、銀行や放送局などが立ち並ぶ、汝矣島(ヨイド)の「IFCモール(ソウル国際金融センター)」のタワー内に位置する。汝矣島は韓国のウォールストリートとも呼ばれるソウルの政治・経済の中心地だが、約7万坪にも及ぶ緑豊かな「汝矣島公園」があり、すぐ近くにはソウル最大の川である漢江(ハンガン)が流れ、憩いの空間と高層ビル街が同居している街だ。「コンラッド・ソウル」は、その汝矣島の中心部に居を構えている。

 ホテルに着いてまず圧倒されるのが、5階まで吹き抜けになっているロビーだ。非常に高い天井に、イチョウのオブジェが煌めいている。聞けば、「コンラッド・ソウル」ではイチョウをモチーフにしているのだそうで、客室フロアの廊下のじゅうたんなど、随所でイチョウの意匠を見ることができる。
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