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大の月、小の月、うるう年の2月末を含め、2100年3月1日まで日付調整を必要としないパーペチュアルカレンダー機能を搭載。IWCブティック限定の深みのあるブルーダイヤル仕様。「ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー“ブティックエディション”」自社製キャリバー52610搭載、自動巻き、Armor Gold®ケース×サントーニ社製ブルーアリゲーターストラップ、直径44.2㎜、3気圧防水。IWCブティックのみでの取り扱い。4,873,000円。
この「ポルトギーゼ・クロノグラフ」、日本での人気は言わずもがな、ヨーロッパ、特にイタリアのファッショニスタから絶大な支持を受けている。エレガントなスーツや高級素材で知られる、さるメゾンのマーケティング経験者が、こう証言する。

「ブランドCEOは、来日するときも、こちらが本社を訪れたときも、決まって『ポルトギーゼ』。その影響なのか、ボードメンバーのほとんどが、この時計を着けるようになった。ファッションシーンを知り抜いている人にとって、この時計は必須アイテムでした」

 実は「ポルトギーゼ・クロノグラフ」を、ミラノでは多くの女性が買っているというデータがある。端正でスマートなルックス、それに見合う充実の中身。もし、この時計を身に着けた女性と出会ったなら、これを選ぶ審美眼を持ち、知的な雰囲気にあふれた彼女は何者? そう思わずにはいられないだろう。性別を問わずオーナーの人となりを雄弁に語る時計だからこそ、シェア・ウォッチとしてもお勧めできる。「ポルトギーゼ」の中でも、プレステージ感と複雑機構の魅力を堪能できるのがゴールドケースの『ポルトギーゼ・パーペチュアルカレンダー』だ。IWCを象徴する4桁の西暦表示を備え、ムーンフェイズは577.5年で1日の誤差しか生じない超高精度。約7日間のロングパワーリザーブを誇る。ブティックエディションだけのブルーダイヤルは、傷つきにくくシックな色調のArmor Gold®のケースに映える。IWCの伝統とプライドから誕生した傑作と言うほかない。

 最近、時計の資産価値への注目度が高まっている。昨年5月、フィリップスのオークションに「ポルトギーゼ・クロノグラフ」に先だって開発されたスプリットセコンド・クロノグラフのプロトタイプが、90年代当時IWCの技術者として製作に携わった人物によって出品された。8000~1万6000スイスフランという予想を大幅に上回り落札額は11万9700スイスフラン(約1500万円)。IWCの時計の高い評価を伝えるひとつの逸話として、最後に紹介しておきたい。

●IWC TEL0120-05-1868 www.iwc.com
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