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(上)客室から望む王室資料館ドーム。(左)ラジソン・ホテル外観。(右)王室資料館。
世界有数の富豪で投資家としても知られるブルネイ王室だが、王室資料館(ロイヤル・レガリア・センター)は王族の財宝が収集されている。現国王が即位25周年を記念して建てたもので、王族のコレクションや、儀式用の装飾品、各国からの贈呈品などの展示に加え、王族とブルネイ王国の歴史などが記されている。展示の規模と量には圧倒されるばかりだ。
 その隣に位置するのが、首都で唯一の外資系ホテル、ラジソン・ホテル・ブルネイ・ダラサラーム。115カ国に1450軒のホテルを展開するカールソン・レジドア・ホテル・グループの傘下にあるラジソン・ホテルズの一つで、2010年に開業した。徒歩圏で市内を回ることのできる地の利にあり、ホテルの窓からは王室資料館の白いドーム屋根が望める。
 機能的な客室142室、レストランが2軒(アルコールは販売していない)、屋外プールとフィットネス・ジム、マッサージ・スパ、ビジネス・センターというコンパクトだが充実した施設を備えている。ホテルのカフェは町の社交場でもあるらしく、夜遅くまでお茶をする市民が集う。コーヒーだけで過ごす夜は長い。目が冴えたせいか、ホテルの窓から望む資料館のドームと満月が同じ色合いの白銀に輝いて見えた。
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