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(上)温かみのある“木”をふんだんに使ったエントランスロビー。自然で飾らない優雅な空間を演出する。(下左)3階には四つのバンケットルームを備える。「グラスハウス」と呼ばれるバンケットルームは、床から天井までガラス張りになっていて、開放感あふれる。(下右)内装はインテリアデザイナーのアンドレ・フー氏が手掛けた。客室は26階から37階に位置し、26室のスイートを含むモダンなデザインの342室を用意する。
ブギス地区の“路地裏”をホテル内に再現
たとえば、ショップハウス。「アンダーズ シンガポール」25階の「アレー オン25」では、ブギス地区特有のショップハウスが路地裏にひしめく風景を、ホテル内に登場させる。
「ショップハウスとは、1階で商売をし、2階にその家族が住んでいるというスタイルのお店のことで、ブギス地区では歴史的に多く見られたものです。『アレー オン 25』では、エレベーターを降りて“裏路地"に入ると、ベトナムスナックの前菜や、熱々のヌードル、おふくろの味的な郷土料理、シンガポール伝統のかき氷など、一つひとつ調理法の異なる7つの“ショップハウス"が楽しめるようになっています」
 客室のインテリアにも、入り口に郵便受けのようなデザインのドアロック(カードリーダー)を備え、室内に淡い黄色のドアを設えるなど、ショップハウスをイメージした要素が取り込まれている。バスアメニティには、パフューマーが実際に街を歩き、イメージしたオリジナルの香りが使用される。こうした工夫が随所に散りばめられ、この地ならではの個性を五感で感じることができる。
「シンガポールは多様性に富んだ国です。だからこそ、一度の出張や旅行で訪れただけでは、その特徴を捉え切れないこともあるのです。アンダーズ シンガポールでは、たとえ短い滞在であっても、インスタントにシンガポールの文化を肌で感じていただくことができます。ぜひ、シンガポールやブギス地区の魅力を、当ホテルで味わっていただければ幸いです」

●アンダーズ シンガポール 開業準備室 TEL+65-6329-1272 http://ANDAZ.COM
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