PAGE...1|2|3|4|5
(左)上庄里芋の揚げ出し。「越前の里芋は昔から有名ですね」と深町。
(中)山内かぶらはすぐにとろける柔らかさ。拍子切りでかき揚げ風に。
(右)薄い衣に透ける赤が美しい越のルビーだが、青い方が天ぷら向きとか。
少々当惑気味ながら、「常に素材的に冒険しようと思っている」と言う深町。“若狭もん"の魚たちを前にして、挑戦意欲を燃やしてくれた。
「若狭といえばアマダイ。京都で若狭ぐじと呼ばれる高級魚ですよね。これは寿司によし、煮てよし、揚げてよし、蒸してよし。皮ごと食べるし、ウロコ煎餅もおいしい。あと、アカガレイは見るからに旨そう。この二つを揚げてみましょう」
 グジは身だけに衣をつけ、ウロコは空揚げ状態にした天ぷらに仕上がった。パリパリ感が効いて、上品な味わい。アカガレイは煮付けや空揚げとは一味違って、素材本来の甘みがふわりと広がるよう。切り身の天ぷらも、なかなかのものだ。
PAGE...1|2|3|4|5
LINK
RESTAURANT
天ぷら 近藤
>>2009.1.9 update
GOURMET
ソムリエ若林英司の テイスティング胡麻油
>>2015.7.27 update
GOURMET
料理人のこだわりが生む 唯一無二の浪花天ぷら
>>2009.9.10 update
GOURMET
神田裕行 真味只是淡 第二十六回
>>2016.10.19 update
RESTAURANT
利庵
>>2009.1.9 update

記事カテゴリー